健康・シニアケア

犬の肝臓の健康維持とサプリ・食事の考え方【まず獣医師に相談を】

公開日: 2026年7月7日最終更新: 2026年7月8日

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犬の肝臓ケアで検討されるサプリは、あくまで健康維持のサポートを目的とした食品です。健康診断で肝臓の数値を指摘された・療法食や投薬中の場合は、サプリより先に必ずかかりつけの獣医師に相談を。肝臓の健康維持で知っておきたい考え方、サプリの取り入れ方、肝臓に配慮したい食事・避けたい食べ物の基本を整理します。

この記事の要点

  • 1健康診断で肝臓の数値を指摘された・療法食を食べている・薬を飲んでいる場合は、サプリや食事を見直す前に、まずかかりつけの獣医師に相談してください。肝臓の病気の対応は、必ず獣医師の指示に従います。
  • 2肝臓の健康維持を目的としたサプリは医薬品ではなく、日々の健康維持をサポートするための補助食品です。病気の治療や、肝臓の数値を下げることを目的に使うものではありません
  • 3肝臓ケアのサプリでは、肝臓エキスやプラセンタ、オルニチン、SAMe(サミー/S-アデノシルメチオニン)、マリアアザミ(シリマリン)などが「注目される成分」として知られています。取り入れる場合も、獣医師に相談したうえで判断するのが基本です。
  • 4食事は、バランスのとれた総合栄養食を適量与えることが土台です。玉ねぎ・チョコレート・ぶどう・キシリトールなど犬に有害な食材は絶対に与えず、誤って口にしたときはすぐ動物病院へ連絡してください
  • 5サプリも食事も健康維持のサポートの一つ。気になる数値や体調があるときは自己判断で対処せず、かかりつけの動物病院で相談しましょう
目次開く
  1. 01犬の肝臓ケアでサプリを検討する前に知っておきたいこと
  2. 02犬の肝臓の健康維持で知っておきたいこと
  3. 03肝臓の健康維持で意識したい食事・避けたい食べ物
  4. 04肝臓の健康維持を目的としたサプリの選び方・注意
  5. 05取り入れやすい肝臓ケアサプリ
  6. 06サプリを与えるときの注意
  7. 07まとめ:迷ったら、まず獣医師に相談を
  8. 08よくある質問
01

犬の肝臓ケアでサプリを検討する前に知っておきたいこと

このサプリは食品です。まず獣医師に相談してください

肝臓の健康維持を目的としたサプリは食品であり、病気への対応を目的としたものではありません。健康診断で肝臓の数値を指摘された、療法食を食べている、薬を飲んでいるといった場合は、始める前に必ずかかりつけの獣医師に相談してください。肝臓の病気の対応は、獣医師の指示に従うことが最優先です。

健康診断で肝臓の数値について話題にされたり、年齢を重ねた愛犬の毎日を少しでもサポートしたいと考えたりして、「肝臓ケアのサプリ」を探す飼い主さんもいます。まず最初にお伝えしたいのは、肝臓ケアのサプリはあくまで日々の健康維持をサポートするための補助食品であり、病気を治療したり、肝臓の数値そのものを下げたりするためのものではないということです。この記事は、肝臓の健康維持という視点で、サプリと食事をどう位置づけ、どう取り入れるかを整理するためのものです。

そのため、この記事の役割は「サプリをすすめること」ではなく、「まず獣医師に相談すべきケースを整理し、そのうえで健康維持のサポートとしてサプリや食事をどう考えるか」をお伝えすることにあります。犬のサプリ全体の選び方は総合ガイドにまとめているので、肝臓以外の目的も検討したい方はあわせてご覧ください。

肝臓の健康維持サプリを取り入れる前に確認したい4つの観点(まず獣医師に相談すべきケース・サプリは健康維持のサポート・食事は自己判断で大きく変えない・続けやすさ)をまとめたカード型の図解
肝臓の健康維持サプリ 取り入れ前のチェック
02

犬の肝臓の健康維持で知っておきたいこと

サプリや食事の前に、犬の肝臓と健康維持について一般的に知られていることを整理しておきましょう。ここで触れるのは、あくまで日々の暮らしのなかで意識したい一般的な考え方です。肝臓の状態の診断や、数値・体調への具体的な対応は獣医師の領域なので、気になる様子があるときは動物病院で相談することが前提になります

不調が表に出にくいと言われる部位

肝臓は、体のなかでさまざまなはたらきを担う器官の一つで、一般に不調が表面に出にくいと言われることがあります。だからこそ、若く元気なうちから定期的に健康診断を受けておく、日常の様子をこまめに見ておくことが役立つとされます。肝臓に関する数値や状態の判断は獣医師にしかできないため、健康診断は健康維持の土台になります。元気や食欲、体重、便や尿の様子など、いつもと違うと感じたときは、早めに動物病院で相談しましょう

明るい室内で食器から総合栄養食を食べるトイプードル
バランスのとれた総合栄養食を適量与えることは、日々の健康維持の基本の一つです

食事は自己判断で大きく変えず、必要なら獣医師に相談

肝臓に配慮した「療法食」は、獣医師の指導のもとで用いられる食事です。市販のフードとは目的が異なり、与えるかどうか・どの製品を選ぶかは獣医師の判断が必要です。健康診断で肝臓のことを指摘された場合は、自己判断でフードやサプリを切り替えるのではなく、まず動物病院で今後の食事の方針を相談しましょう。すでに療法食を食べている場合も、サプリや別のフードを足してよいかどうかは獣医師に確認するのが基本です

気になる様子があるときは動物病院へ

食欲や元気の低下、体重の変化、嘔吐や下痢が続く、白目や歯ぐきの色が気になる、尿の色がいつもと違うなど、気になる様子があるときは、サプリや食事で様子を見る前に、まずかかりつけの動物病院に相談してください。肝臓を含む体調の判断は獣医師の領域であり、早めの相談が安心につながります。

03

肝臓の健康維持で意識したい食事・避けたい食べ物

「犬の肝臓にいい食べ物は?」「悪い食べ物は?」と検索する方も多いですが、まず大前提として、特定の食材だけで肝臓の状態が良くなったり数値が下がったりするわけではありません。肝臓の健康維持で土台になるのは、年齢や体格に合ったバランスのよい総合栄養食を、適正な量で与えることです。ここでは、健康維持という観点で一般に意識されることと、肝臓に限らず避けたい食べ物を整理します。数値を指摘されている場合の食事は療法食を含めて獣医師の指導が必要なので、自己判断で大きく変えないでください。

健康維持で一般に意識されること

肝臓の健康維持で一般に意識される食事のポイント

観点一般に言われていること見方のポイント
総合栄養食が土台年齢・体格に合った総合栄養食をバランスよく与えることが基本とされる「肝臓にいい」とされる単品の食材を足すより、まず主食のバランスと量を見直す
良質なたんぱく質たんぱく質は体づくりに欠かせない栄養素とされる量や種類は体調によって配慮が必要な場合があり、指摘がある子は獣医師に相談
適正体重の維持太りすぎは体全体の負担になりやすいと一般に言われるおやつの与えすぎに注意し、体重や体型を定期的にチェックする
水分をとりやすく新鮮な水がいつでも飲める環境づくりが健康維持で挙げられる水飲み場を複数用意し、器を清潔に保つ。飲水量の急な変化は動物病院へ

肝臓に限らず「与えてはいけない食べ物」

「肝臓に悪い食べ物」を気にする以前に、犬に与えてはいけない食材があります。玉ねぎ・長ねぎ・にらなどのねぎ類、チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール入りの食品、アルコール、カフェインを含むもの(コーヒー・お茶)などは、中毒を起こすおそれがあるため絶対に与えないでください。また、人間用の味付けの濃い食品や揚げ物など脂質・塩分の多いものも、日常的に与えるのは避けたい食べ物です。これらは肝臓に限らず健康を損なうおそれがあります。

有害な食材を口にしたときは、すぐ動物病院へ

玉ねぎ類・チョコレート・ぶどう・キシリトールなどは、少量でも危険な場合があります。愛犬が誤って口にした(かもしれない)ときは、様子を見たり自己判断で対処したりせず、食べたものと量・時間をメモして、すぐにかかりつけの動物病院や夜間救急に連絡してください。何を食べさせてよいか迷うものがあるときも、事前に獣医師に確認すると安心です。

まとめると、肝臓の健康維持のための食事は「特別な食材を足すこと」ではなく、「バランスのよい総合栄養食を適量与え、有害な食べ物を避けること」が基本です。そのうえで数値の指摘がある場合は、食事の方針を必ず獣医師に相談してください

04

肝臓の健康維持を目的としたサプリの選び方・注意

獣医師に相談したうえで、健康維持のサポートとしてサプリを取り入れる場合の考え方を整理します。肝臓ケアのサプリは、成分だけを見て選ぶのではなく、「そもそも与えてよい状態か」「与えるとしてどう取り入れるか」を獣医師と確認しながら判断するのが基本です

肝臓ケアで「注目される成分」

肝臓の健康維持を目的としたサプリでは、肝臓エキスやプラセンタ、オルニチン、SAMe(サミー/S-アデノシルメチオニン)、マリアアザミ(シリマリン)といった成分が「注目される成分」として知られています。これらは健康維持のサポートを目的として配合されている成分で、体調への働きを保証したり、病気に対する効果や肝臓の数値の改善を約束したりするものではありません。成分名だけで判断せず、あくまで「健康維持に配慮した食品」という前提で見ていきましょう。

肝臓ケアのサプリで注目される主な成分の例

成分の例知られていること見方のポイント
肝臓エキス・プラセンタ肝臓の健康維持向けの製品でよく配合される健康維持のサポート目的。効果を保証するものではない
オルニチンアミノ酸の一種として健康維持サプリで注目される成分名で選ばず、目的と目安量が明記されているかを確認
SAMe・マリアアザミ(シリマリン)肝臓ケアのサプリで注目される成分として知られる与えてよい状態か・薬との併用は事前に獣医師へ相談

獣医師相談を「前提」にする

肝臓は体調に直結する部位のため、健康診断で数値を指摘されている、療法食を食べている、薬を飲んでいる——こうした場合は、サプリを選ぶより先に「そもそもサプリで様子を見てよい状態か」を獣医師に確認することが欠かせません。健康維持の一環として取り入れる場合も、かかりつけの獣医師に一言相談してから始めると安心です

薬との併用は与え方も獣医師に確認

薬を飲んでいる場合は、サプリを併用してよいか、また与える時間やタイミングをどうするかを、かかりつけの獣医師に確認してください。サプリの成分によっては薬との相性に配慮が必要なことがあります。ここは自己判断を避けたい、とくに大切なポイントです。

続けやすさ(形状・コスト)で無理なく

獣医師に相談して取り入れると決めたあとは、無理なく続けられるかも大切です。錠剤・粉末など、愛犬が受け入れやすい形状を選び、1袋の価格だけでなく体重あたりの給与量から「1日あたりいくらか」で比べると、続けやすさを判断しやすくなります。原材料や製造の情報、国産・無添加といった表示が公開されているかも、製品を比べるときの目安になります。

サプリは健康維持のサポート。治療の代わりにはなりません

ここで紹介した成分やサプリは、健康維持をサポートすることを目的とした食品です。病気への対応や、肝臓の数値を下げることを目的としたものではありません。気になる数値や体調があるときは必ず獣医師に相談し、サプリはあくまで日々の健康維持のサポートとして位置づけましょう。

05

取り入れやすい肝臓ケアサプリ

獣医師に相談したうえで、肝臓の健康維持に配慮した食品を探している飼い主さん向けに、取り入れやすいサプリを紹介します。あくまで健康維持のサポートを目的とした食品であり、取り入れる際は事前にかかりつけの獣医師に相談してください。薬を飲んでいる場合は、併用してよいか・与え方も確認しておきましょう。

肝臓の健康維持に配慮したサプリ

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獣医師相談前提

毎日良肝 肝臓エキス&プラセンタ(ウィズペティ)

肝臓エキスやプラセンタなどを配合した、肝臓の健康維持に配慮した犬用サプリメントです。国産で、香料・着色料・保存料・化学調味料を使わない設計と案内されており、獣医師監修のもとで作られています。健康維持のサポートを目的とした食品のため、取り入れる際は事前にかかりつけの獣医師に相談してください

  • 肝臓エキス・プラセンタなどを配合した国産の肝臓ケア向けサプリ(香料・着色料・保存料・化学調味料は不使用と案内)
  • 肝臓のケアは体調に直結するため、始める前に必ず獣医師へ相談を
  • 薬を飲んでいる場合は、併用の可否や与えるタイミングも獣医師に確認

こんな子に → 獣医師と相談しながら、愛犬の肝臓の健康維持を考えたい飼い主さん

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肝臓ケアの製品は形状(錠剤・粉末など)や味のタイプがいくつかあることが多いので、愛犬が続けやすいものを選ぶとよいでしょう。繰り返しになりますが、これは健康維持のサポートを目的とした食品です。すでに肝臓のことで通院している場合や薬を飲んでいる場合は、選ぶ前に必ず担当の獣医師に相談してください

06

サプリを与えるときの注意

肝臓ケアにかぎらず、サプリを与えるときに共通する基本の注意点を整理します。サプリは医薬品ではなく、健康維持をサポートする補助食品です。「たくさん与えるほどよい」というものではありません

目安量を守り、過剰に与えない

サプリには製品ごとに1日あたりの目安量が設定されています。早く様子を見たいからと目安量を超えて与えたり、同じ目的のサプリをいくつも重ねたりするのは避けましょう。パッケージの表示どおりの量を守ることが基本です。複数のサプリや薬を併用している場合は、成分の重複や与えても問題がないかを、かかりつけの獣医師に確認すると安心です

薬ではないことを忘れない/体調の変化は獣医師へ

サプリは健康維持のサポートであって、薬の代わりにはなりません。与えている間も、食欲や元気、体重、便や尿の様子などいつもの様子を見守り、気になる変化があればサプリを続けるかどうかを自己判断せず、かかりつけの動物病院に相談してください。肝臓など体調に直結する部位のケアでは、この「まず獣医師に相談する」という姿勢が何よりも大切です。

治療中・投薬中は、始める前に必ず獣医師へ

肝臓の数値を指摘されている、療法食を食べている、薬を飲んでいるといった場合は、サプリを始める前に必ずかかりつけの獣医師に相談してください。薬との組み合わせや、そもそもサプリで様子を見てよい状態かは、獣医師の判断が必要です。体調の心配ごとは、自己判断でサプリに頼らず動物病院で相談するのが確実です。

07

まとめ:迷ったら、まず獣医師に相談を

犬の肝臓ケアで検討されるサプリや食事は、あくまで日々の健康維持をサポートするためのものです。肝臓の病気の対応や数値への対処は獣医師の指示に従うことが最優先で、サプリや特定の食材がその代わりになるわけではありません。数値の指摘や療法食・投薬がある場合は、始める前に必ずかかりつけの獣医師に相談する——この順番を守ることが、いちばん大切です。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。

  • 肝臓の数値を指摘された・療法食や投薬がある場合は、サプリや食事の変更より先にかかりつけの獣医師に相談する
  • 食事はバランスのよい総合栄養食を適量与えることを土台にし、玉ねぎ類・チョコレートなど有害な食材は絶対に与えない
  • 獣医師に相談したうえでサプリを取り入れる場合は、続けやすい形状を選び、薬との併用や与え方も確認する
日当たりのよい室内でくつろぐトイプードルを優しくなでる飼い主の穏やかな時間
日々の様子を見守りながら、暮らし全体で愛犬の健康維持を支えていきましょう
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よくある質問

肝臓のサプリはどのように位置づければいいですか?+
肝臓の健康維持を目的としたサプリは、あくまで健康維持をサポートするための食品です。病気への対応や、肝臓の数値を下げることを目的としたものではないため、数値の指摘や療法食・投薬がある場合は、サプリを始める前にかかりつけの獣医師に相談することが欠かせません。気になる数値や体調は、必ず獣医師に相談してください。
健康診断で肝臓の数値を指摘されました。サプリを始めてもいいですか?+
まずはかかりつけの獣医師に相談してください。肝臓の数値を指摘された場合、今後の食事の方針や、サプリで様子を見てよい状態かどうかの判断は獣医師の領域です。自己判断でサプリやフードを切り替える前に、動物病院で相談することをおすすめします。
犬の肝臓にいい食べ物・悪い食べ物はありますか?+
特定の食材だけで肝臓の状態が良くなるわけではなく、土台になるのは年齢・体格に合った総合栄養食を適量与えることです。一方で、玉ねぎ類・チョコレート・ぶどう・キシリトールなどは中毒のおそれがあり絶対に与えてはいけません。誤って口にしたときはすぐ動物病院へ連絡を。数値の指摘がある場合の食事は、必ず獣医師に相談してください。
肝臓の健康維持のために、家でできることはありますか?+
日々の健康維持の面では、バランスのよい総合栄養食を適量与える、適正体重を保つ、新鮮な水が飲める環境を整える、定期的に健康診断を受ける、いつもの様子を見守る、といったことが挙げられます。食欲や元気がない、体重が減るなど気になる様子があるときは、動物病院で相談してください。肝臓の状態の判断は獣医師の領域です。

この記事について

  • 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
  • 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
  • 料金・営業時間などは2026年7月8日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
  • 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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