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LINE予約をサロンで受ける方法!無料でできる範囲と限界を整理

公開: 2026年7月17日

この記事の要点

  1. 1LINE公式アカウント単体でも、チャットでの予約受付は無料で始められます。ただし予約枠の自動管理まではできません。まずは無料でできる範囲を正しく知ることが出発点です。
  2. 2トリミングは1頭ごとに所要時間が違うため、予約枠の設計がほかの業種より複雑になりやすい点を、はじめに押さえておきましょう。
  3. 3LINEで予約を受ける方法は手動のチャット管理と予約システム連携に大別され、店の予約数で向き不向きが分かれます
  4. 4予約が増えて手作業が追いつかなくなったら、予約システムとの連携を検討するのが現実的な次の一歩です。
  5. 5LINEを使わない飼い主もいるため、電話やポータル掲載など別の入口も残しておくと、取りこぼしを防ぎやすくなります。
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LINE公式アカウント「単体」で予約はどこまで無料でできるか

ソファでスマートフォンを持ち、チャットでメッセージのやり取りをしている手元。画面のトーク画面はぼかされている

お客様との連絡にLINEを使っているサロンは多く、「そのまま予約もLINEで受けられないか」と考えるのは自然な流れです。結論から言うと、LINE公式アカウント(旧LINE@)は無料で開設でき、チャットでのやり取りやメニューボタンの設置まではできます。一方で、空き枠を自動で表示したり重複予約を自動で止めたりする仕組みは単体では持ちません。まずは無料でできる範囲とできない範囲を切り分けて理解することが、遠回りしないための第一歩です。

LINE公式アカウント単体でできること・できないこと

LINE公式アカウント単体(無料の範囲)でできること・できないこと

項目LINE公式アカウント単体(無料の範囲)
友だち追加・チャットお客様とメッセージでやり取りでき、予約の相談もそのまま受けられる
リッチメニュー画面下部にメニューボタンを固定でき、予約の入口を分かりやすく置ける
自動応答・営業案内よくある質問への自動返信や、営業時間などの案内をある程度設定できる
予約枠の自動管理空き枠の自動表示や、重複予約を自動で止める仕組みは単体では持たない
予約台帳・カルテ連携カット履歴や次回提案を予約に紐づけて管理する機能は単体にはない

整理すると、LINE公式アカウント単体は「お客様と連絡を取り、予約の入口を置く」までは無料でこなせますが、「予約枠を自動で管理する」領域は不得手です。予約件数が少ないうちは手動でも十分回せますが、予約が増えてくると、この不得手な部分が手間として効いてくるという前提で読み進めてください。

なお、チャットの送受信・友だち追加・リッチメニュー・応答メッセージなどは無料で使える範囲がありますが、一斉配信やステップ配信、予約システムからのLINE通知は、プランや連携方法によって無料通数や課金条件が変わります。最新の条件はLINE公式アカウントと各予約サービスの公式情報で確認してください。

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トリミングサロンのLINE予約が一般のサロンより難しい理由

トリミングサロンの受付。紙の予約ノートとペン、スマートフォン、観葉植物が置かれている

美容室やネイルサロンのLINE予約を紹介する記事は多くありますが、トリミングサロンはそのまま当てはめにくい事情を抱えています。カット時間が施術対象によって大きく変わるためです。予約の受け方を決める前に、トリミング特有の「枠が読みにくい」事情を先に理解しておくと、後から仕組みを選ぶときの判断がぶれません。

1頭ごとに所要時間が違う(犬種・サイズ・毛量)

同じ「カット1件」でも、小型犬と大型犬、毛量の多い子と少ない子では、施術にかかる時間が変わります。美容室の「カット60分」のように一律の枠で組みにくく、同じ時間帯でも受けられる頭数が犬種やサイズで変わるのがトリミングの難しさです。手動で受ける場合も、この所要時間を見込んで返信する必要があります。

メニューやオプションで施術枠が変わる

シャンプーのみ、全身カット、部分カット、オプションのハーブパックや歯みがきなど、選ばれるメニューの組み合わせで所要時間は上下します。お客様が「予約したい」と伝えてきた時点ではメニューが確定していないことも多く、メニューの内容を確認してから枠を確定する二段構えになりがちです。この確認のやり取りを、どの受け方で吸収するかがポイントになります。

カルテ(既往・カット履歴・性格)と予約をつなげたい

トリミングは、前回のカット内容やその子の性格、皮膚の状態などを踏まえて施術します。予約と一緒に「前回どうだったか」が見えると準備がしやすく、リピーターほどこの情報の蓄積が効いてきます。予約と顧客情報(カルテ)をどうつなげるかは、規模が大きくなるほど重要になる視点です。ただしLINE公式アカウント単体では、この紐づけまでは担えません。

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LINEで予約を受ける2つの方法と選び方

LINEを起点に予約を受ける方法は、大きく「チャットで手動管理する」か「予約システムと連携する」かに分かれます。どちらが正解ということはなく、今の予約数と、かけられる手間で選ぶのが現実的です。それぞれの中身を見ていきましょう。

どちらが向くかは、先に見たトリミング特有の「枠の読みにくさ」を、今の運用でどこまで吸収できているかで見分けられます。①申込の時点でメニューや犬種から所要時間をある程度標準化できているか、②初回・毛量・皮膚の状態などを確認してから枠を確定する必要があるか、③複数の入口からの予約の転記・返信・重複確認が負担になっていないか——この3点を確認すると、手動で回しきれるのか、仕組みの助けがいるのかが見えてきます。

方法1: チャットで手動管理する

お客様からのメッセージを受けて、オーナーが空き状況を確認し、日時を返信して確定する方法です。外部の予約システムの利用料をかけずに始めやすく、犬種やメニューの細かい相談にも柔軟に応じられるのが利点です。一方で、対応が営業時間中の手作業になり、返信までにタイムラグが出たり、確認漏れが起きたりしやすくなります。予約数が少なく、1人で目が届く段階に向いた方法です。

方法2: 予約システムと連携する

LINEのリッチメニューなどから予約ページへ誘導し、お客様自身に空き枠から選んで予約してもらう方法です。ここには段階があり、リッチメニューに外部の予約ページのURLを設定するだけの「リンク型」と、対応する予約システムと連携設定を行い、予約完了や前日リマインドをLINEで自動通知する「機能連携型」に分かれます。リンク型は設定が手軽ですが、LINE側からの予約完了通知やリマインドは送られないため、通知は別の手段で運用することになります。機能連携型は連携設定が必要な分、空き枠の表示や重複予約の防止を自動化しやすく、営業時間外の申し込みも受け付けられます。メニュー別の所要時間を設定できるツールなら、トリミング特有の枠のばらつきも反映しやすくなります。予約が増えて手作業が追いつかなくなってきた段階で検討したい方法です。

なお、予約受付にとどまらず、メッセージの自動配信やステップ配信まで行える、配信・自動化に強い高度なツール群もあります。ただ、機能が多いほど設定や運用の手間も増えます。まずは予約に必要な範囲から選び、配信機能まで広げるかは運用しながら判断すると、無理なく続けられます。

ツール選びは「無料の範囲」と「トリミングへの合い方」で見る

ここで注意したいのは、LINE公式アカウント自体を無料で使える範囲と、外部の予約システムの無料プランは別物だという点です。後者は予約件数や使える機能に制限があることが多く、具体的な条件は各サービスの公式情報で確認するのが安全です。そのうえで、選ぶときは料金だけでなく、メニューや犬種ごとに変わる所要時間を無理なく設定できるかという「トリミングへの合い方」を必ず確認しましょう。なお、ここでは個別ツールの優劣は扱いません。

予約システムを選ぶときに確認したい項目

無料枠でどこまでできるか(件数・機能の制限)

無料で使える範囲と、有料に切り替わる条件(予約件数・使える機能)を先に確認しておくと、あとで想定外の費用に驚きにくくなります。

LINEとの連携のレベル

LINEのメニューから予約ページへつなぐだけか、予約完了や前日リマインドをLINEで送れるかなど、連携の深さはツールで差があります。

カレンダーやカルテなど外部連携ができるか

普段使っているカレンダーや顧客管理と連携できると、予約情報が分散せず、二重入力の手間を減らせます。

仮受付にして後からスタッフが確定できるか

トリミングは所要時間が読みにくいため、申し込みをその場で即時確定にせず、いったん仮受付にしてメニューや犬種を確認してから枠を確定できる仕組みだと、無理のない受け方がしやすくなります。

困ったときのサポート体制

設定でつまずいたときやトラブル時に、どのような問い合わせ手段・対応があるかを確認しておくと安心です。

どちらを選ぶか(手動管理と予約システム連携の比較)

LINEで予約を受ける2つの方法の図解。チャットで手動管理と予約システムとの連携それぞれの特徴と向いている段階をカード型で整理
LINEで予約を受ける2つの方法(比較表の要点をカード型に整理)

手動管理と予約システム連携の向き不向き

比較軸チャットで手動管理予約システムと連携
初期費用LINE公式アカウントの無料枠で始められるツールにより無料枠〜有料まで幅がある
予約枠の管理オーナーが手作業で空き状況を確認して返信空き枠の表示や重複防止を自動化しやすい
受付できる時間基本は営業時間中の対応になりやすい営業時間外の申し込みも受け付けやすい
トリミング特有の枠メニューや犬種ごとの時間を都度手動で調整メニュー別の所要時間を設定できるツールなら反映しやすい
顧客情報の蓄積トーク履歴が中心で、台帳化は別途工夫が要るカルテや来店履歴と連携できるツールもある
向いている規模予約数が少なく1人で目が届く段階予約が増えて手作業が追いつかない段階

開業直後や予約数がまだ少ないうちは、手動管理から始めて様子を見るので十分なことが多いです。そのうえで、返信の手間や確認漏れが負担になってきたら、予約システムとの連携に切り替えを検討するという段階的な進め方が、無理がなく現実的です。

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LINEに予約の入口を置く基本の流れ

手動管理・予約システム連携のどちらを選ぶ場合でも、LINEに予約の入口を用意する流れはおおむね共通です。具体的な設定画面はツールによって異なるため、ここでは考え方としての基本手順を示します。

LINEに予約導線を置く5ステップ

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    1. LINE公式アカウントを開設する

    無料で作成でき、店名・アイコン・営業案内などの基本情報を整えます。お客様が安心して友だち追加できる状態にしておきます。

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    2. 予約の受け方を決める

    チャットで手動対応するか、予約ページへ誘導するかを、今の予約数と手間のかけ方に合わせて決めます。

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    3. リッチメニューに予約ボタンを置く

    画面下部のメニューに「予約する」ボタンを配置し、お客様が迷わずたどり着ける入口を作ります。予約ページを使う場合はそのURLへつなぎます。

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    4. 最初に伝えてほしい項目を案内する

    犬種・サイズ・希望メニュー・前回からの期間などを最初に伝えてもらう定型文を用意します。所要時間の見積もりや行き違いの防止につながります。

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    5. 確認とリマインドの運用を決める

    予約確定の返信や前日リマインドの送り方をルール化します。対応のばらつきが減り、来店前の連絡ミスを減らしやすくなります。

手順そのものはシンプルですが、トリミングで差が出るのは4番目です。犬種・メニュー・前回からの期間を最初に確認する仕組みを作っておくと、その後の枠調整ややり取りが一気に楽になります。手動管理でも予約システムでも、この「最初のヒアリング」は共通して効きます。

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LINE予約を始める前に押さえたい注意点

LINE予約は便利な一方で、頼りきりにすると取りこぼしや情報の混乱が起きることもあります。始める前に、次の3点を運用ルールとして決めておきましょう。

LINEを使っていない飼い主への入口も残す

すべての飼い主がLINEを日常的に使っているわけではありません。LINEに一本化してしまうと、電話やWebで探している層を取りこぼす可能性があります。電話・Webフォーム・ポータル掲載など、LINE以外の入口も並行して残しておくと、幅広い層からの予約を受けやすくなります。

予約情報が複数の場所に分散しないようにする

LINE・電話・ポータル経由の予約がそれぞれ別の場所に溜まると、ダブルブッキングや確認漏れの原因になります。どの経路の予約も最終的に1つの台帳(カレンダー)に集約する運用を決めておくと、混乱を防ぎやすくなります。手動管理でも、まずは1つのカレンダーに書き込む習慣から始めると安全です。

システム障害に備えて代替の連絡手段も用意する

予約システムやLINEは便利ですが、通信障害やサービス側の不具合で一時的に使えなくなることもあります。予約を受けられない時間帯が生じても慌てないよう、電話など、システムに依存しない代替の連絡手段も残しておくと安心です。復旧までの受付方法を決めておくと、お客様への影響を小さく抑えられます。

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サロンのLINE予約を無理なく整える次の一手

LINE予約は、無料でできる範囲から段階的に整えていくのがおすすめです。いきなり高機能な仕組みを目指すより、今の予約数に合った受け方から始め、負担が増えたら見直すという進め方が、個人サロンには現実的です。何から手を付けるか迷ったら、次の3つの順に着手してみてください。

  1. 1LINE公式アカウントを開設し、リッチメニューに予約の入口を置いて、まずはチャットでの受付から始める
  2. 2予約時に犬種・メニュー・前回からの期間を最初に伝えてもらう定型文を用意し、枠の見積もりとやり取りを楽にする
  3. 3予約が増えて手作業が追いつかなくなったら、予約システムとの連携で枠管理を自動化できないか見直す

あわせて考えたいのが、LINE以外の「見つけてもらう入口」です。全国のトリミングサロンを地域・料金・口コミで比較できる検索サイト「うちの犬スタイル」は、掲載を無料から始められます。LINEは予約・連絡の入口、検索サイトへの掲載は店舗を探している飼い主に情報を提示する面であり、主な役割が異なるため、併用を検討できます。

公式サイトそのものを整えたい、SEOやアクセス解析まで相談したいという場合は、専門の支援を頼る選択肢もあります。当サイトを運営するチームでは、トリミングサロン・ペットホテル・ペットサロン向けに、公式サイト制作・SEO・アクセス解析を用意しています(広告運用やMEO代行は対象外です)。

これとは別のサービスとして、トリミングサロン向けにLINEからの受付を含む予約受付サービスも準備中で、掲載オーナー向けに先行案内を予定しています。公式サイト制作と予約受付サービスは目的の異なる別々の取り組みなので、分けて検討するとよいでしょう。

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よくある質問

LINE公式アカウントだけで予約管理できますか?

チャットでの予約のやり取りは無料でできますが、空き枠の自動表示や重複予約の防止までは単体では難しいです。予約数が少ないうちは手動でも回せますが、増えてきたら予約システムとの連携を検討するのが現実的です。

無料でLINE予約を受けるにはどうすればよいですか?

LINE公式アカウントを無料で開設し、リッチメニューに予約の入口を置くのが基本です。まずはチャットでの受付から始め、犬種・メニュー・希望日などを最初に伝えてもらう定型文を用意しておくと、やり取りがスムーズになりやすいです。

トリミングは犬種で所要時間が変わりますが、LINE予約で対応できますか?

対応できますが、メニューや犬種ごとの所要時間を前提に、あらかじめ予約枠を設計しておくことが対応の鍵です。手動管理なら都度調整し、予約システムを使う場合はメニュー別の所要時間を設定できるかを確認しましょう。1頭ずつ条件が違う点を最初の案内に含めておくと、行き違いを減らしやすくなります。

LINE予約にすれば無断キャンセルは防げますか?

完全に防げるわけではありませんが、予約確定の返信や前日のリマインドを送ることで、来店前の行き違いを減らしやすくなります。「必ず防げる」とは言えないため、運用でリスクを下げていく姿勢が現実的です。

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