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犬の毛玉の取り方とほぐし方【スリッカー・コームで少しずつ・予防のブラッシングまで】

公開日: 2026年7月7日最終更新: 2026年7月8日

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犬の毛玉は、無理に引っ張らず「少しずつほぐす」のが基本です。この記事では、毛玉ができやすい部位、指とコーム・スリッカーブラシを使った取り方・ほぐし方の手順、毎日のブラッシングでの予防法、そして無理せずサロン・動物病院に頼る見極めまでを解説します。皮膚を傷つけずにケアするコツを整理しました。

この記事の要点

  • 1犬の毛玉は無理に引っ張って一気に取ろうとせず、毛先のほうから少しずつほぐすのが基本です。地肌が引っ張られないよう、反対の手で根元を押さえて行います。
  • 2毛玉ができやすいのは、耳の後ろ・首元・脇の下・内もも・お尻まわりなど、摩擦が多くブラシが届きにくい部位です。ここを重点的にチェックします。
  • 3手順は「指で少しずつ裂く→目の粗いコーム→スリッカーブラシ→仕上げのコーム」の順。犬が痛がったり皮膚が引っ張られたりしたら中止します。
  • 4毛玉を作らせない最大のコツは、こまめなブラッシングです。もつれや小さな毛玉のうちにほどけば、大きな毛玉になりにくくなります。
  • 5広範囲で固い毛玉は無理に取らずトリミングサロンへ。毛玉の下の皮膚に赤み・傷・においなどがあるときは、まずかかりつけの動物病院に相談してください。
目次開く
  1. 01犬の毛玉ケアは「少しずつほぐす」が基本
  2. 02犬に毛玉ができる原因とできやすい部位
  3. 03毛玉の取り方・ほぐし方の手順
  4. 04毛玉予防に役立つ道具とブラッシング
  5. 05ひどい毛玉・皮膚トラブルはサロンや動物病院へ
  6. 06まとめ:毛玉は「少しずつほぐす×こまめに予防」で防げる
  7. 07よくある質問
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犬の毛玉ケアは「少しずつほぐす」が基本

愛犬の毛にできてしまった毛玉。早くきれいにしてあげたくて、つい根元から一気に引っ張ったりハサミで切ろうとしたりしがちですが、これは皮膚を傷つけたり、犬がブラッシング嫌いになったりする原因になります。毛玉ケアの基本は、毛先のほうから少しずつほぐすこと。そして、そもそも大きな毛玉を作らないよう、日ごろのブラッシングで予防することです。まずは全体像を押さえてから、部位・手順・道具の順に見ていきましょう。

犬に毛玉ができやすい部位(耳の後ろ・首元・脇の下・内もも・お尻まわり)と、予防のポイント・使う道具・サロンに頼る目安をまとめたカード型の図解
毛玉ができやすい部位と、予防・道具・サロンに頼る目安を整理したもの

① できやすい部位を知る

耳の後ろ・首元(首輪の周り)・脇の下・内もも・お尻まわりは、摩擦が多くブラシも届きにくいため毛玉ができやすい部位です。ここを重点的に確認します。

② 予防はこまめなブラッシング

もつれや小さな毛玉のうちにほどいておくことが、いちばんの予防です。毛が長い子・もつれやすい子ほど、こまめに続けます。

③ 道具はコームとスリッカーを使い分け

毛玉の確認や仕上げにはコーム(くし)、浮いた毛やほぐしにはスリッカーブラシ。目的で使い分けると皮膚への負担を減らせます。

④ ひどい毛玉はサロン・病院へ

広範囲・固い毛玉は無理に取らずサロンへ。毛玉の下の皮膚に赤み・傷・においがあるときは動物病院に相談します。

02

犬に毛玉ができる原因とできやすい部位

毛玉は、抜けた毛や汚れが毛どうしにからまり、それがこすれてフェルトのように固まってできます。効果的に取り・防ぐには、まず「どこに・なぜできやすいか」を知っておくと、チェックすべき場所とケアのタイミングが分かります。

摩擦の多い部位・ブラシが届きにくい部位にできやすい

毛玉ができやすいのは、体が動くたびに毛がこすれ合う部位です。具体的には、耳の後ろ、首元(首輪やハーネスが当たる周り)、脇の下、内もも、お尻やしっぽのまわりなどが代表的とされます。これらはブラシが届きにくく、毎日のブラッシングでも見落としがちなため、意識してかき分けて確認することが大切です。

毛玉ができやすい主な部位とチェックのポイント

部位できやすい理由チェックのコツ
耳の後ろ・首元毛が細く、首輪やハーネスでこすれやすい耳をめくり、首輪の下の毛をかき分けて見る
脇の下前足の付け根で常にこすれ、ブラシが届きにくい前足を軽く上げてブラシを通す
内もも・お尻まわり動きで摩擦が多く、排泄で汚れやすい仰向けや横向きで毛をかき分けて確認
しっぽの付け根座る・寝るときにこすれやすいコームで根元まで通るか確かめる

換毛期・濡れたまま・毛の長い犬種は要注意

抜け毛が増える換毛期は、抜けた毛が被毛に残ってからまり、毛玉ができやすくなります。また、シャンプーや雨・水遊びのあとに生乾きのままにすると、毛がもつれて固まりやすいといわれます。トイプードルやマルチーズのように毛が長く伸び続ける犬種や、細く柔らかい毛の子は、もともともつれやすいため、こまめなケアが欠かせません。抜け毛そのものへの対策は、別の記事でくわしく紹介しています。

03

毛玉の取り方・ほぐし方の手順

毛玉を見つけたら、あわてて引っ張らず、次の順番で毛先のほうから少しずつほぐしていきます。共通して大切なのは、地肌が引っ張られないよう、反対の手で毛玉の根元(皮膚側)を押さえながら行うことです。犬が痛がる・皮膚が引っ張られる・嫌がって暴れるときは、そこで中止してください。

毛玉をほぐす基本の流れ

  1. 1

    ① 根元を押さえ、指で少しずつ裂く

    反対の手で毛玉の根元(皮膚側)を押さえ、指先で毛玉を毛の流れに沿って縦に少しずつ裂き、かたまりを小さく分けます。ここで皮膚が引っ張られないことを最優先にします。

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    ② 目の粗いコームを毛先から入れる

    小さくほぐれたら、目の粗いコームやくしを毛先のほうから当て、少しずつ根元へ向かってとかします。いきなり根元から通そうとしないのがコツです。

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    ③ スリッカーブラシで浮かせてほぐす

    コームである程度ほぐれたら、スリッカーブラシで毛先から浮かせるようにほぐします。力を入れて往復させず、やさしく少しずつ動かします。

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    ④ 仕上げのコームで根元まで確認

    最後にコームを根元まで通し、引っかかりがないか確認します。それでも固くてほどけない毛玉は、無理をせずカットするか、サロン・プロに任せます。

無理に引っ張ると皮膚を痛めます

固まった毛玉を根元から一気に引っ張ったり、皮膚の近くをハサミで切ろうとしたりすると、皮膚を引きちぎったり、皮膚ごと切ってしまうおそれがあります。毛玉は必ず毛先のほうから少しずつ。犬が痛がったり皮膚が引っ張られたりしたら、その場で中止してください。ハサミを使う場合は、コームを毛玉と皮膚の間に差し込み、コームの上(皮膚から離れた側)で毛を少しずつすくのが比較的安全とされますが、不安なときは無理をせずプロに任せましょう。

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毛玉予防に役立つ道具とブラッシング

毛玉ケアでいちばん大切なのは、そもそも大きな毛玉を作らないことです。そのためには、毛質に合った道具でこまめにブラッシングし、もつれや小さな毛玉のうちにほどいておくことが効果的です。毎日のブラッシングは、まずスリッカーブラシで浮いた毛や小さなもつれをほぐし、最後にコームで根元まで通してもつれが残っていないかチェックする、という流れが一般的です。

明るい室内で、スリッカーブラシを体に沿ってやさしく当ててブラッシングされる小型犬
小さなもつれのうちにほぐしておくのが、毛玉を作らせない最大のコツ

スリッカーブラシとコームの使い分け

スリッカーブラシは細い針金状のピンが並んだブラシで、浮いた毛や小さなもつれをほぐすのが得意です。コーム(くし)は、もつれの最終チェックや毛並みの仕上げに使います。毛玉取り専用のコームやカッターもありますが、刃物状のものは扱いに慣れが必要なため、まずはコームとスリッカーの基本セットからそろえるのがおすすめです。力を入れすぎると皮膚を傷つけることがあるため、毛の流れに沿ってやさしく動かしましょう。

毛玉ケアに使う主な道具と用途

道具得意なこと使う場面
スリッカーブラシ浮いた毛・小さなもつれをほぐす毎日のブラッシングの主役・毛玉の初期ほぐし
コーム(くし)もつれの確認・根元までの仕上げブラッシングの最終チェック・毛玉の仕上げ
毛玉取り用コーム・カッター固い毛玉に切り込みを入れてほぐす扱いに慣れた人が部分的に使う(不安ならサロンへ)

道具は種類や価格帯が幅広く、毛質や手の大きさによって使いやすさも変わります。まずは楽天市場でカテゴリごとに見比べて、愛犬の毛質と自分の手に合うものを探すのがおすすめです。目的に合わせてキーワードを変えると、条件に近い商品を見つけやすくなります。

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毎日のブラッシングと、小さなもつれ・毛玉の初期ほぐしに使う基本の道具です。ピンの硬さやヘッドの大きさ、持ち手の握りやすさを見比べて、愛犬の毛質と手に合うものを探しましょう。

  • 浮いた毛や小さなもつれをほぐす、毎日のブラッシングの主役
  • ピンの硬さ・ヘッドの大きさで愛犬に合うものを比較できる

こんな子に → これから毛玉ケアの道具をそろえたい飼い主さんに

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仕上げ・確認用

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ブラッシングの仕上げや、もつれ・毛玉が残っていないかの最終チェックに使います。目の粗い側と細かい側があるタイプは、ほぐしから仕上げまで1本で対応しやすく便利です。

  • 根元まで通して、もつれ・毛玉の残りを確認できる
  • 粗目・細目の両用タイプならほぐしから仕上げまで対応しやすい

こんな子に → スリッカーとあわせて仕上げの一本を用意したい人に

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固い毛玉に

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固くなった毛玉に切り込みを入れてほぐす、毛玉取り用のコームやカッターです。刃物状のものは扱いに慣れが必要なため、使い方や対象の毛質を確認したうえで、部分的なケアに取り入れましょう。不安なときはサロンに相談するのが安心です。

  • できてしまった固い毛玉を部分的にほぐしたいときの選択肢
  • 刃物状のものは使い方・対象の毛質を確認してから使う

こんな子に → すでにできた毛玉を自宅である程度ケアしたい人に

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ブラッシングの頻度と、嫌がる子への進め方

もつれやすい長毛の子は毎日、比較的もつれにくい子でも数日に一度を目安に、こまめに続けるほど毛玉はできにくくなります。とくに換毛期や、シャンプー・雨で濡れたあとは念入りに。ブラッシングを嫌がる子には、短時間で切り上げてごほうびと組み合わせ、できやすい部位を中心に少しずつ慣らしていきましょう。濡れた毛はそのままにせず、しっかり乾かすことも毛玉予防につながります。

05

ひどい毛玉・皮膚トラブルはサロンや動物病院へ

自宅でのケアには限界があります。無理に取ろうとして愛犬につらい思いをさせるより、状況によってはプロに任せたほうが、犬にも飼い主にも負担が少なくてすみます。次のような場合は、無理をせずサロンや動物病院を頼りましょう

広範囲・固い毛玉はトリミングサロンへ

毛玉が広範囲に広がっていたり、フェルトのように固くなって皮膚に張りついていたりする場合、自宅でほぐそうとすると時間もかかり、犬に強い痛みを与えてしまいます。こうしたときは、無理に取らずトリミングサロンに相談しましょう。プロは皮膚を傷つけないようにカットやケアをしてくれます。日ごろから定期的にトリミングに通うことも、毛玉予防につながります。

毛玉の下の皮膚に赤み・傷があれば動物病院へ

毛玉の下では、皮膚がむれて赤くなったり、こすれて傷や湿疹ができたりしていることがあります。毛玉をほぐしたら皮膚に赤み・傷・じゅくじゅく・いやなにおい・強いかゆみが見られる、犬がその部分をしきりに気にする——こうしたときは、自己判断でケアを続けず、まずかかりつけの動物病院に相談してください。皮膚炎などが隠れている場合があります。

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まとめ:毛玉は「少しずつほぐす×こまめに予防」で防げる

犬の毛玉は、無理に引っ張らず毛先のほうから少しずつほぐすのが基本です。そして、いちばんの対策は、こまめなブラッシングでそもそも大きな毛玉を作らないこと。できやすい部位を知って重点的にケアし、ひどい毛玉や皮膚トラブルは無理せずプロに任せましょう。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。

  • 耳の後ろ・首元・脇の下・内もも・お尻まわりなど、できやすい部位をかき分けてチェックする習慣をつける
  • 毛玉を見つけたら、根元を押さえて毛先から少しずつ。指→目の粗いコーム→スリッカー→仕上げのコームの順でほぐす(痛がったら中止)
  • 広範囲・固い毛玉はサロンへ。毛玉の下の皮膚に赤み・傷・においがあるときは、かかりつけの動物病院に相談する
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よくある質問

犬の毛玉は引っ張って取ってもいいですか?+
根元から一気に引っ張るのはやめましょう。皮膚が引きちぎられたり、犬が痛がってブラッシング嫌いになったりします。反対の手で毛玉の根元(皮膚側)を押さえ、毛先のほうから指やコームで少しずつほぐすのが基本です。痛がったり皮膚が引っ張られたりしたら中止してください。
犬の毛玉ができやすいのはどこですか?+
耳の後ろ、首元(首輪の周り)、脇の下、内もも、お尻やしっぽのまわりなど、摩擦が多くブラシが届きにくい部位にできやすいとされます。これらは見落としやすいので、毛をかき分けて重点的に確認するのがおすすめです。
毛玉を作らないためのブラッシングの頻度は?+
もつれやすい長毛の子は毎日、比較的もつれにくい子でも数日に一度が目安です。小さなもつれのうちにほどいておくほど大きな毛玉になりにくくなります。とくに換毛期や、シャンプー・雨で濡れたあとは念入りにケアし、濡れた毛はしっかり乾かしましょう。
自分で取れない固い毛玉はどうすればいいですか?+
広範囲だったり、フェルトのように固くなって皮膚に張りついていたりする毛玉は、無理に取ろうとせずトリミングサロンに相談しましょう。プロが皮膚を傷つけないようにケアしてくれます。毛玉の下の皮膚に赤みや傷、においがあるときは、まずかかりつけの動物病院に相談してください。

この記事について

  • 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
  • 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
  • 料金・営業時間などは2026年7月8日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
  • 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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