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犬の抜け毛対策まるわかり【換毛期のブラッシングから掃除・洗濯まで】

公開日: 2026年7月6日最終更新: 2026年7月8日

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犬の抜け毛対策を、換毛期の仕組み・毎日のブラッシング・部屋の掃除・衣類や寝具の洗濯の4方向から解説します。ダブルコートとシングルコートで抜け方が違う理由、ブラシの選び方、服につく毛を洗濯で軽減する工夫まで、抜け毛と上手につきあうコツを紹介します。

この記事の要点

  • 1犬の抜け毛は、なくすものではなく「換毛期の仕組みを知る」「ブラッシングでこまめに取る」「掃除・洗濯を工夫する」の合わせ技で、暮らしやすさを大きく変えられます。
  • 2毛の抜け方は犬種で違います。アンダーコートを持つダブルコートの犬は春・秋の換毛期に抜け毛が増え、シングルコートの犬は比較的抜け毛が少ない傾向とされています。
  • 3毎日の対策の中心はブラッシング。毛質に合ったブラシで抜けた毛を先に取り除いておくと、部屋や服につく毛を減らしやすくなります。
  • 4部屋の毛は掃除の順番と道具で、衣類・寝具につく毛は洗濯の工夫で軽減できます。ペットの抜け毛対策用としてつくられた洗濯洗剤を取り入れる方法もあります。
  • 5皮膚が見えるほど毛が抜ける、左右対称に薄くなる、かゆみや赤みを伴うといった場合は皮膚トラブルの可能性があるため、まずかかりつけの動物病院に相談してください。
目次開く
  1. 01犬の抜け毛対策は「4本柱」で考える
  2. 02犬の抜け毛はなぜ増える?換毛期の基本
  3. 03日々の抜け毛対策:ブラッシングとお手入れ
  4. 04部屋と衣類の毛対策:掃除・洗濯の工夫
  5. 05まとめ:抜け毛は「体のケア×住まいのケア」で軽くなる
  6. 06よくある質問
01

犬の抜け毛対策は「4本柱」で考える

抜け毛そのものをゼロにすることはできませんが、暮らしの中の毛の悩みは、対策の切り口を分けて考えると整理しやすくなります。大きく分けると、抜け毛対策は「①ブラッシング」「②シャンプー・トリミング」「③部屋の掃除」「④衣類・寝具の洗濯」の4本柱です。まずは全体像をつかんでから、それぞれのコツを見ていきましょう。

犬の抜け毛対策の4本柱(ブラッシング・シャンプー/トリミング・部屋の掃除・衣類/寝具の洗濯)をまとめたカード型の図解
犬の抜け毛対策は、体のケアと住まいのケアの4方向で考えると整理しやすい

① ブラッシング(体から先に取る)

毛質に合ったブラシで、抜けかけた毛を体から先に取り除きます。部屋や服に落ちる前に回収するのが、いちばん基本の対策です。

② シャンプー・トリミング(下毛を落とす)

換毛期はシャンプーやトリミングで浮いた下毛(アンダーコート)をまとめて落とすと、その後の抜け毛が落ち着きやすくなります。自宅で難しければサロンに相談を。

③ 部屋の掃除(毛を舞わせない順番で)

床に落ちた毛は、舞い上げないよう上から下へ・奥から手前への順番で。フローリングやカーペットなど床材に合った道具を選びます。

④ 衣類・寝具の洗濯(つく毛を軽減)

服やクッションについた毛は、洗う前に取り除き、抜け毛対策用の洗剤や工夫で洗うと付着を軽減しやすくなります。

02

犬の抜け毛はなぜ増える?換毛期の基本

効果的な対策を選ぶには、まず「なぜ抜けるのか」を知っておくと納得しながら取り組めます。犬の抜け毛の量は犬種や被毛のタイプ、季節、住まいの環境によって変わります。ここでは、抜け毛の増減を左右する基本のしくみを整理します。

ダブルコートとシングルコートの違い

犬の被毛には、表面のオーバーコート(上毛)と、その下に密集するアンダーコート(下毛)の2層を持つ「ダブルコート」と、上毛が中心の「シングルコート」があります。抜け毛が特に増えるのは、アンダーコートが生え替わるダブルコートの犬種です。柴犬やコーギー、ポメラニアン、チワワ、ダックスフンド、ゴールデン・レトリーバーなどが代表的とされています。一方、トイプードルやマルチーズ、ヨークシャー・テリアなどのシングルコートの犬種は、季節による抜け毛が比較的少ない傾向とされ、その分もつれや毛玉のケアが中心になります。

被毛タイプ別の抜け毛の傾向と対策の重点

被毛タイプ主な犬種の例抜け毛の傾向対策の重点
ダブルコート柴犬・コーギー・ポメラニアン・ダックス・ゴールデンなど春・秋の換毛期に下毛が大量に抜けやすい換毛期のこまめなブラッシング+下毛ケア
シングルコートトイプードル・マルチーズ・ヨーキーなど季節による抜け毛は比較的少ない傾向もつれ・毛玉予防のブラッシングとカット

換毛期の時期と、季節・室温の影響

換毛期は、気温が上がる春(おおむね7月頃まで)と、下がる秋(おおむね11月頃まで)の年2回訪れるのが一般的とされ、この時期にアンダーコートがまとめて生え替わります。ただし、室内飼いで一年中エアコンが効いている環境では、犬が季節の変化を感じにくく、換毛期の境目があいまいになって通年で少しずつ毛が抜けることもあるといわれます。「換毛期以外なのに毛が多い」と感じる背景には、こうした室温・日照の影響が関係している場合があります。

こんな抜け方は皮膚トラブルのサインかも

皮膚が透けて見えるほど毛が薄くなる、体の左右が対称にはげる、かゆみ・赤み・フケ・においを伴う、短期間で急に抜け毛が増えた——こうした場合は、換毛期の生理的な抜け毛ではなく、皮膚炎やホルモンの病気などが隠れていることがあります。ブラッシングやシャンプー、洗剤で解決しようとせず、まずかかりつけの動物病院に相談してください。

03

日々の抜け毛対策:ブラッシングとお手入れ

抜け毛対策の主役は、なんといっても毎日のブラッシングです。抜けかけた毛を体から先に取り除いておけば、部屋や服に落ちる毛そのものを減らせます。あわせて、皮膚の血行を促したり、毛玉ができて皮膚がむれるのを防いだりといった役割もあります。

明るい室内で、スリッカーブラシを使って飼い主にやさしくブラッシングされる小型犬
抜けかけた毛は、部屋に落ちる前にブラッシングで回収するのが基本

毛質に合わせたブラシの選び方

ブラシは種類によって得意なことが違うため、目的と毛質で使い分けます。ダブルコートの換毛期に浮いた下毛を取り除くにはスリッカーブラシやアンダーコート用のブラシ、仕上げや毛並みを整えるにはコームやピンブラシ、というのが一般的な組み合わせです。力を入れすぎると皮膚を傷つけることがあるため、毛の流れに沿ってやさしく動かしましょう。

主なブラシの種類と向いている用途

ブラシの種類得意なこと向いている犬・場面
スリッカーブラシ浮いた下毛・抜け毛を効率よく取るダブルコートの換毛期のケア
アンダーコート用ブラシ密集した下毛をかき出す抜け毛が特に多い犬種
コーム(くし)もつれの確認・仕上げの毛並み整え全犬種の仕上げ・毛玉チェック
ラバーブラシ短毛の抜け毛をやさしく集める短毛種・ブラシが苦手な子

ブラッシングの頻度と進め方

頻度は毛質と時期で調整します。換毛期は抜け毛が一気に増えるため、普段より回数を増やして毎日ブラッシングするのがおすすめです。換毛期以外でも、こまめに続けるほど部屋に落ちる毛を減らしやすくなります。嫌がる子には短時間で切り上げ、ごほうびと組み合わせて少しずつ慣らしましょう。

シャンプー・トリミングで下毛をまとめて落とす

換毛期は、ブラッシングに加えてシャンプーやトリミングを組み合わせると、浮いた下毛をまとめて落としてすっきりさせやすくなります。シャンプー前にブラッシングして抜け毛をある程度取ってから洗うと、毛が排水口に詰まりにくく、洗い上がりもきれいになります。自宅でのシャンプーやドライヤーのコツは、専用の記事でも詳しく紹介しています。自宅で洗うのが難しい犬種や、換毛期の抜け毛をまとめてケアしたいときは、トリミングサロンでプロに相談するのも選択肢です。

04

部屋と衣類の毛対策:掃除・洗濯の工夫

どれだけこまめにブラッシングしても、抜け毛を完全にゼロにはできません。そこで大切になるのが、部屋に落ちた毛の掃除と、服や寝具についた毛の洗濯です。体のケア(ブラッシング)と住まいのケア(掃除・洗濯)を組み合わせることで、抜け毛のストレスはぐっと軽くなります。

部屋の毛は「舞わせない順番」で掃除する

掃除機をいきなりかけると、風で毛が舞い上がってしまうことがあります。フローリングは、フロアワイパーや粘着ローラーで先に毛を絡め取ってから掃除機をかけると効率的です。カーペットやソファは、ゴム手袋やラバーブラシでこすると毛が集まりやすくなります。上から下へ、部屋の奥から出入り口へと進めると、集めた毛を舞い戻らせずに回収できます。

きれいに片づいた明るいリビングで、たたんだ洗濯物のそばでくつろぐ小型犬
部屋の掃除と衣類の洗濯を組み合わせると、抜け毛の悩みは軽くなる

服・寝具につく毛は「洗う前に取る+洗い方の工夫」

衣類やクッションカバー、犬のベッドについた毛は、洗濯機に入れる前に粘着ローラーやブラシである程度取り除いておくのが基本です。毛がついたまま洗うと、ほかの洗濯物に毛が移ってしまうことがあります。洗濯ネットに入れる、洗濯後すぐに取り出して干す、といった工夫でも毛の再付着を抑えやすくなります。それでも服につく毛が気になる場合は、ペットの抜け毛対策用としてつくられた洗濯洗剤を取り入れる方法もあります。

衣類・寝具につく毛を洗濯で軽減したいときに

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リモサボン(ペットの抜け毛対策用 洗濯洗剤)

「洗うたびにペットの毛が衣類につきにくくなる」ことをうたう、ペットの抜け毛対策用の洗濯洗剤です。離毛・再付着防止のコーティング作用で、洗濯中に毛を衣類から離れやすくし、水中で再びつくのを抑える設計とされています。消臭成分を配合し、中性・無着色・蛍光剤なしという特徴もあります。抜け毛そのものを止めるものではなく、あくまで衣類・寝具につく毛を洗濯で軽減するためのアイテムです。使用できる素材(綿・麻・合成繊維など)や使い方は公式の案内を確認してください。

  • 洗うほど衣類に毛がつきにくくなる設計とされる(離毛+再付着防止コーティング)
  • 消臭成分配合で、ペット特有のにおいにも配慮
  • 中性・無着色・蛍光剤なし。使える素材は公式の案内を要確認

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「取ってから洗う」が毛移りを防ぐコツ

抜け毛対策用の洗剤を使う場合も、洗う前に粘着ローラーなどで表面の毛を取っておくと、ほかの洗濯物への毛移りをより抑えやすくなります。洗剤はあくまで「つきにくくする」ための補助と考え、ブラッシング・掃除と組み合わせるのがおすすめです。

05

まとめ:抜け毛は「体のケア×住まいのケア」で軽くなる

犬の抜け毛は、換毛期のしくみを理解したうえで、ブラッシングで体から取り、掃除と洗濯で住まいの毛を減らす——この合わせ技で、暮らしやすさが大きく変わります。抜け方は犬種によって違うので、まずは愛犬の被毛タイプに合ったケアから始めましょう。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。

  • 愛犬がダブルコートかシングルコートかを確認し、毛質に合ったブラシで毎日ブラッシングする(換毛期は回数を増やす)
  • 部屋は舞わせない順番で掃除し、服や寝具は「洗う前に毛を取る+洗い方の工夫」で毛移りを抑える。抜け毛対策用の洗濯洗剤を取り入れるのも一案
  • 皮膚が見えるほどの脱毛・かゆみ・赤みなど、いつもと違う抜け方に気づいたら、かかりつけの動物病院に相談する
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06

よくある質問

犬の抜け毛が換毛期以外でも一年中多いのはなぜですか?+
室内飼いで一年中エアコンが効いていると、犬が季節の変化を感じにくく、換毛期の境目があいまいになって通年で少しずつ毛が抜けることがあるといわれます。特にダブルコートの犬種は抜け毛が多くなりがちです。ただし、急に抜け毛が増えた、皮膚が見えるほど薄くなるといった場合は病気の可能性もあるため、動物病院に相談してください。
抜け毛を減らすにはどんなブラシを使えばいいですか?+
毛質と目的で使い分けます。ダブルコートの換毛期に浮いた下毛を取るにはスリッカーブラシやアンダーコート用ブラシ、仕上げや毛並みを整えるにはコームやピンブラシが一般的な組み合わせです。力を入れすぎると皮膚を傷つけることがあるため、毛の流れに沿ってやさしく動かしましょう。
洗濯すれば服につく犬の毛は本当に減りますか?+
ペットの抜け毛対策用としてつくられた洗濯洗剤には、衣類に毛がつきにくくなることをうたう製品があります。ただし抜け毛そのものを止めるものではなく、つく毛を軽減するための補助です。洗う前に粘着ローラーなどで毛を取り、洗濯ネットの活用や洗い方の工夫と組み合わせると、毛移りをより抑えやすくなります。
抜け毛が急に増えたり、皮膚が見えたりします。大丈夫でしょうか?+
皮膚が透けて見えるほど毛が薄くなる、体の左右が対称にはげる、かゆみ・赤み・フケを伴う、短期間で急に増えたといった場合は、皮膚炎やホルモンの病気などが隠れていることがあります。ブラッシングや洗剤で対処しようとせず、まずかかりつけの動物病院に相談してください。

この記事について

  • 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
  • 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
  • 料金・営業時間などは2026年7月8日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
  • 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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