しつけ・お悩み

犬の無駄吠えのしつけと対策【要求・警戒・不安・退屈のタイプ別】

公開日: 2026年7月7日最終更新: 2026年7月8日

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犬の無駄吠えをやめさせるには、まず「なぜ吠えるのか」を要求・警戒・不安・退屈の4タイプに切り分けるのが近道です。叱るより原因に合った対応を。タイプ別の対策の考え方から、食事や見守りカメラという補助的な選択肢、専門家に相談すべきサインまで、無理なく続けられる向き合い方を整理しました。

この記事の要点

  • 1無駄吠えは「なぜ吠えるか」を切り分けるのが第一歩です。要求・警戒・不安・退屈の4タイプに分け、原因に合った対応をとると、やみくもに叱るより落ち着かせやすくなります。
  • 2要求吠えは「吠えたら応じない・静かなときに応える」、警戒吠えは「外の刺激を減らす」、退屈からの吠えは「運動や知育で発散させる」と、タイプで対応が変わります。
  • 3大声で叱る・体罰・マズルを強くつかむといった方法は、恐怖や不安を増やして逆効果になりやすいため避けます。落ち着けたときにほめる方向で向き合いましょう。
  • 4食事・栄養面からストレスに配慮する食事や、留守番中の吠えを外出先から確認できる見守りカメラは補助的な選択肢です。これらだけで解決するものではなく、根気よい対応と組み合わせるのが前提です。
  • 5長時間吠え続ける、攻撃性を伴う、工夫を続けても改善しないといったときは、無理をせず獣医師・獣医行動診療の専門家やドッグトレーナーに相談しましょう。
目次開く
  1. 01無駄吠え対策は「なぜ吠えるか」の切り分けから
  2. 02なぜ吠える?無駄吠えの主な原因【タイプ別の見分け方】
  3. 03原因別の対策の考え方【叱るのではなく原因に合わせる】
  4. 04しつけと合わせて考えたい:食事の見直しと見守りの選択肢
  5. 05専門家に相談したいとき【重度の吠え・分離不安・攻撃性】
  6. 06まとめ:原因を切り分けて、根気よく向き合う
  7. 07よくある質問
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無駄吠え対策は「なぜ吠えるか」の切り分けから

インターホンに反応してけたたましく吠える、おやつや散歩をせがんで吠え続ける、留守番中にずっと鳴いている——ひとくちに「無駄吠え」といっても、その背景はさまざまです。犬にとって吠えるのは本来自然な行動で、多くの場合は理由があります。やみくもに「静かに!」と叱る前に、まずは愛犬がどんなときに吠えるのかを観察し、原因を切り分けるところから始めましょう。原因が分かると、とるべき対応が見えてきます。

犬の無駄吠えの4タイプ(要求吠え・警戒吠え・不安吠え・退屈からの吠え)と、それぞれの原因と対策の要点をまとめたカード型の図解
無駄吠えは「要求・警戒・不安・退屈」のどのタイプかで対応が変わります

無駄吠えは大きく「要求吠え(してほしいことを伝えたい)」「警戒吠え(見知らぬ人・音・来客への反応)」「不安・分離不安からの吠え(飼い主と離れることへの不安)」「退屈・エネルギーの余りからの吠え」の4タイプに整理できます。実際にはこれらが重なっていることもありますが、まずは愛犬の吠えがどのタイプに近いかを確認し、次の章から順に見分け方と対策を見ていきましょう。

明るい室内で、飼い主とやさしくアイコンタクトをとって落ち着いている小型犬
叱って抑え込むより、落ち着けたときにほめる関わりが基本です
02

なぜ吠える?無駄吠えの主な原因【タイプ別の見分け方】

対策を選ぶには、まず吠えの「タイプ」を見分けることが大切です。ここでは4つのタイプについて、どんな場面で・どんな様子で吠えるのかという見分け方の目安を整理します。当てはまりそうなものを探しながら読んでみてください。

無駄吠えの主なタイプと見分け方の目安

タイプよくある場面見分けの目安
要求吠えごはん前・遊んでほしいとき・かまってほしいとき飼い主のほうを見て吠える/要求が通ると鳴きやむ
警戒吠えインターホン・来客・外の物音や人・他の犬対象のほうを向いて吠える/その場を離れると落ち着く
不安・分離不安留守番中・飼い主が出かける準備をするときそわそわ・後追い・ひとりになると鳴き続ける
退屈・エネルギー過多運動不足のとき・手持ちぶさたなとき理由がはっきりせず吠える/散歩や遊びのあとは減る

要求吠え(してほしいことを伝えたい)

「おやつがほしい」「遊んで」「かまって」「外に出たい」といった要求を伝えようとして吠えるのが要求吠えです。飼い主さんのほうをまっすぐ見て吠える、要求が通るとぴたりと鳴きやむ、といった様子が見分けの手がかりになります。吠えたときに要求に応えてしまうと「吠えれば叶う」と学習し、かえって吠えが増えていくことがあるとされます

警戒吠え(来客・物音・チャイムへの反応)

インターホンの音、来客、窓の外を通る人や犬、聞き慣れない物音などに反応して吠えるのが警戒吠えです。縄張りを守ろうとする気持ちや、警戒心・恐怖心が背景にあることが多いとされ、対象のほうを向いて吠え、その刺激が去ったり見えなくなったりすると落ち着く傾向があります。

不安・分離不安からの吠え

飼い主さんが出かける準備を始めるとそわそわする、留守番中にずっと鳴き続ける、後追いが強い——こうした様子が見られるときは、ひとりになることへの不安が背景にある場合があります。程度が強く、日常生活に支障が出るほどのときは「分離不安」が疑われ、自己流の対応が逆効果になることもあるため注意が必要です(詳しくは後半の専門家相談の章で触れます)。

退屈・エネルギーの余りからの吠え

散歩や遊びが足りず、エネルギーやひまを持て余しているときにも吠えやすくなります。理由がはっきりしないのに吠える、散歩や遊びのあとは吠えが減る、という場合は、退屈が関わっている可能性があります。運動や頭を使う遊びで満たされると、吠えが落ち着くことがあります

03

原因別の対策の考え方【叱るのではなく原因に合わせる】

タイプが見えてきたら、それぞれに合った対応をとっていきます。共通して大切なのは、大声で叱ったり体罰を使ったりして「吠え」を力で抑え込もうとしないことです。恐怖や不安が強まって、かえって吠えが悪化したり、飼い主さんとの関係がぎくしゃくしたりすることがあるとされます。落ち着けたタイミングをほめる、という方向で向き合いましょう。

要求吠え:吠えている間は反応しない

吠えている間は目を合わせず、声もかけず、要求に応じないのが基本です。吠えるのをやめて落ち着いた瞬間にかまう・ごほうびを与えると、「静かにしているといいことがある」と学びやすくなります。応じるタイミングを入れ替えるのがポイントです。

警戒吠え:刺激そのものを減らす

カーテンやすりガラスシートで外が見えにくいようにする、チャイム音を控えめにする、犬の居場所を通りに面した窓から離すなど、吠えのきっかけになる刺激を物理的に減らします。刺激が少なくなると、反応する回数も減りやすくなります。

不安からの吠え:安心できる居場所と練習を

落ち着ける寝床やハウスを用意し、出かける・帰るときの声かけを控えめにして「特別なイベント」にしないよう心がけます。短時間の留守番から少しずつ慣らし、「離れてもまた戻る」と感じてもらう練習が役立つことがあります。

退屈からの吠え:運動と知育で発散させる

散歩や遊びでエネルギーを発散させ、留守番前にはひとしきり運動を。かじってよいおもちゃや、おやつを詰める知育トイなどで頭を使う時間をつくると、手持ちぶさたからの吠えをやわらげやすくなります。

大声で叱る・体罰・マズルを強くつかむのは避ける

大声で怒鳴る、たたく、マズル(口先)を強くつかんで押さえるといった方法は、犬に恐怖や不安を与え、吠えが悪化したり、手を怖がる・攻撃的になるといった別の問題につながったりすることがあります。「吠えをやめさせる」より「落ち着けたらほめる」を軸に、根気よく向き合うのがおすすめです。

すぐに直そうとせず、記録して見直す

吠えは一度の対応でぴたりと止まるものではなく、少しずつ変わっていくものです。「いつ・どんなときに・どのくらい吠えたか」をメモしておくと、どのタイプの吠えが多いか、対策で減っているかを振り返りやすくなります。あせらず、変化を見ながら続けましょう。

04

しつけと合わせて考えたい:食事の見直しと見守りの選択肢

タイプ別の対応を続けるのが基本ですが、それを支える「補助的な選択肢」もあります。ひとつは、犬のストレスに配慮した食事に見直すという方向。もうひとつは、留守番中など見ていないときの吠えを外出先から把握する見守りカメラです。どちらも吠えを直接なくすものではなく、あくまで日々の対応をサポートする位置づけとして考えましょう。

食事・栄養面からストレスに配慮する

不安や興奮からくる吠えには、日々の食事でストレスに配慮するアプローチが補助として紹介されることがあります。ストレス耐性に配慮した成分を含む食事に切り替えるのはあくまで土台づくりで、これだけで吠えが解決するわけではありません。原因に合ったしつけや環境の工夫と組み合わせて、根気よく続けることが前提です。フードを切り替える際は、いまのごはんに少しずつ混ぜて数日〜1週間ほどかけて移行し、体質やアレルギーが気になる場合は事前に原材料を確認しましょう。

ストレスに配慮した食事から見直したいときに

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ストレス配慮の食事

無駄吠えのしつけプラス(動物栄養学博士監修のドッグフード)

動物栄養学博士が監修した、犬のストレスに配慮して設計された主食用のドッグフードです。ストレス耐性やリラックスに関わるとされるGABA・テアニン・トリプトファンや、複数種の乳酸菌を配合。合成香料・着色料・保存料は無添加とされています。無駄吠えを必ずやめさせる・治すものではなく、食事・栄養面から落ち着きをサポートする補助として、しつけや環境の工夫と合わせて取り入れる選択肢です。1歳以上の成犬向け。

  • 動物栄養学博士が監修した主食用ドッグフード
  • ストレスやリラックスに関わるとされる成分(GABA・テアニン・トリプトファン・乳酸菌)を配合
  • 合成香料・着色料・保存料は無添加とされ、酸化防止に天然由来成分を使用

こんな子に → 興奮や不安からの吠えに、しつけと合わせて食事面からも配慮したい飼い主さんに

通常価格 税込4,004円定期初回 税込3,278円・初回送料無料

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留守番中の吠えは見守りカメラで把握する

留守番中や自分が見ていないときの吠えは、そもそも「いつ・どんなときに吠えているのか」が分からず、対策の立てようがないことがあります。そんなときに現状把握の補助になるのが、外出先からスマホで様子を確認できるドッグカメラ(見守りカメラ)です。映像で状況が分かると、何に反応して吠えているのか、留守番中に落ち着けているのかを知る手がかりになり、環境の見直しに役立ちます。

静かな室内で、窓の外をおだやかに眺めている小型犬
外の刺激に反応しているのか、退屈なのか——様子が分かると対策を立てやすくなります

留守番中の様子を外出先から確認したいときに

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見守りカメラ

Furboドッグカメラ(360°ビュー・双方向会話/おやつ機能)

外出先からスマホで愛犬の様子を確認できる、犬用に作られたドッグカメラです。部屋を広く見渡せる360°ビューに対応し、スマホから声をかけられる双方向の会話機能や、操作しておやつを飛ばせる機能、吠えを検知して通知する機能などを備えたモデルもあります。留守番中の吠えが「いつ起きているか」を把握したい飼い主さんの選択肢になります。カメラはしつけの代わりではなく、あくまで現状把握の補助です。

  • 360°ビューで部屋を広く見渡し、留守番中の様子を外出先から確認できる
  • 双方向の会話やおやつ機能で、外出先から声かけ・ごほうびができる
  • 吠え検知の通知で、吠えが「いつ・どんなときに」起きているかに気づきやすい

こんな子に → 留守番中の吠えの様子が見えず、原因を把握したい飼い主さんに

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食事もカメラも「補助」。続けることが前提

ストレスに配慮した食事も見守りカメラも、それだけで無駄吠えがなくなるわけではありません。原因に合った対応や環境の工夫を根気よく続けることが土台で、これらはその取り組みを支える補助と考えるのがおすすめです。過度な期待をせず、日々の対応と組み合わせて使いましょう。

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専門家に相談したいとき【重度の吠え・分離不安・攻撃性】

家庭での工夫で和らぐ吠えがある一方、専門的なサポートが必要なケースもあります。次のような様子が見られるときは、無理にひとりで解決しようとせず、早めに専門家へ相談しましょう。原因の見極めや対応の組み立てには、専門的な知識が役立ちます。

  • 留守番のたびに長時間吠え続ける、パニックのように暴れる、粗相や破壊を繰り返す(分離不安が疑われるとき)
  • 吠えに噛みつきなどの攻撃性を伴う、人や他の犬に向かっていく
  • 工夫を続けても吠えがまったく改善しない、むしろ悪化している
  • これまで吠えなかった子が急に吠えるようになった、体調やシニア期の変化が気になる

相談先としては、かかりつけの動物病院のほか、犬の問題行動を専門に診る獣医行動診療(行動診療科)や、しつけの実践をサポートしてくれるドッグトレーナー・しつけ教室があります。特に、急に吠えるようになった・体調の変化が疑われる場合は、まず動物病院で体の不調がないかを確認するのが安心です。攻撃性を伴う吠えは、家庭内でのケガにもつながりかねないため、早めの相談をおすすめします。

「吠えないようにする器具」の使用は慎重に

電気や刺激で吠えを抑える器具などは、恐怖や痛みを与えて別の問題行動や体調不良を招くおそれが指摘されており、安易な使用はおすすめできません。使用を検討する場合も含め、まずは獣医師や専門家に相談し、愛犬に負担の少ない方法から進めましょう。

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まとめ:原因を切り分けて、根気よく向き合う

犬の無駄吠えは、「要求・警戒・不安・退屈」のどのタイプかを切り分けることで、とるべき対応が見えてきます。大声で叱って抑え込むより、原因に合った対応をとり、落ち着けたときにほめる——この積み重ねが近道です。食事の見直しや見守りカメラはその取り組みを支える補助として、重度の吠えや分離不安・攻撃性が疑われるときは専門家の力を借りて。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。

  • まず愛犬の吠えが要求・警戒・不安・退屈のどのタイプに近いかを観察して切り分け、原因に合った対応から試す
  • 大声で叱る・体罰は避け、静かに落ち着けたタイミングをほめる。刺激を減らす・運動で発散させるなど環境も見直す
  • 食事や見守りカメラは補助として取り入れ、長時間の吠え・攻撃性・改善しない場合は動物病院や獣医行動診療・トレーナーに相談する
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よくある質問

犬の無駄吠えはしつけで直りますか?+
吠えのタイプ(要求・警戒・不安・退屈)に合った対応を根気よく続けることで、和らいでいくことが多いとされます。ただし一度で止まるものではなく、必ず直ると言い切れるものでもありません。工夫を続けても改善しない、攻撃性を伴うといった場合は、動物病院や獣医行動診療の専門家、ドッグトレーナーに相談しましょう。
要求吠えにはどう対応すればいいですか?+
吠えている間は目を合わせず声もかけず、要求に応じないのが基本です。吠えるのをやめて落ち着いた瞬間にかまう・ごほうびを与えると、「静かにしているといいことがある」と学びやすくなります。吠えたら応えるのを繰り返すと、かえって吠えが増えることがあるため、応じるタイミングを入れ替えるのがポイントです。
大声で叱ってやめさせてもいいですか?+
大声で怒鳴る・たたく・マズルを強くつかむといった方法は、犬に恐怖や不安を与え、吠えが悪化したり、手を怖がる・攻撃的になるといった別の問題につながったりすることがあります。「やめさせる」より「落ち着けたらほめる」を軸に、原因に合った対応を続けるのがおすすめです。
来客やインターホン、留守番のときだけ吠えます。どうすれば?+
来客やインターホンへの吠えは警戒吠えのことが多く、外が見えにくいようにする・音を控えめにするなど刺激を減らす工夫が役立ちます。留守番中の吠えは不安や退屈が背景にあることがあり、見守りカメラで「いつ吠えているか」を把握すると対策を立てやすくなります。長時間吠え続ける・パニックのように暴れる場合は分離不安が疑われるため、専門家に相談してください。

この記事について

  • 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
  • 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
  • 料金・営業時間などは2026年7月8日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
  • 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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