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犬に留守番をさせられる時間は何時間くらいまで?子犬・成犬・老犬それぞれの目安(あくまで目安)と、長時間の留守番で気をつけたい水・トイレ・室温(夏の熱中症)・退屈のポイント、分離不安が疑われるサインと専門家への相談の目安、知育トイや見守りカメラで快適に待たせる工夫までをまとめました。
この記事の要点
- 1留守番できる時間はあくまで目安です。月齢・性格・健康状態・環境で大きく変わるため、「何時間までなら大丈夫」と一律に決めつけず、その子に合わせて考えます。
- 2年齢で目安は変わります。子犬は短めが目安とされ、健康な成犬は半日程度までを一つの目安とする考え方が多く、老犬や持病のある子は短めに配慮します。
- 3長時間は水・トイレ・室温・退屈への備えが前提です。とくに夏はエアコンで室温を管理し、熱中症に注意します。
- 4吠え続ける・破壊・粗相・自傷が続くときは分離不安のサインかもしれません。叱るのは逆効果になりやすく、獣医師やドッグトレーナーへの相談を検討します。
- 5快適さは工夫で高められます。知育トイ・自動給餌器・見守りカメラを活用し、短い留守番から少しずつ慣らしていきましょう。
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犬が留守番できる時間の目安
「仕事や用事で家を空けるとき、うちの子は何時間まで留守番させて大丈夫だろう」——多くの飼い主さんが一度は気にするテーマです。まず前提としてお伝えしたいのは、留守番できる時間に「何時間まで」という決まった正解はないということです。同じ月齢・犬種でも、性格や慣れ、トイレの間隔、健康状態、住まいの環境によって、無理なく待てる時間は変わってきます。ここで示す時間は、あくまで一つの目安として受け取ってください。
とはいえ、年齢(ライフステージ)ごとのおおまかな傾向を知っておくと、留守番の計画を立てる助けになります。一般的に、子犬は短めに、健康な成犬は比較的長めに、老犬や持病のある子は再び短めに配慮する、という考え方がよく挙げられます。次の表で整理してみましょう。
ライフステージ別・留守番の時間の目安(いずれもあくまで目安・個体差が大きい)
| ライフステージ | 留守番の時間の目安 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 子犬(月齢が小さい) | 数時間程度から様子を見て短めに | トイレの間隔が短く不安も強い時期。「月齢+1時間程度」を一つの目安とする考え方もあるが個体差が大きい |
| 成犬(健康) | 半日程度までを一つの目安とする考え方が多い | 水・トイレ・退屈への配慮が前提。連日の長時間や丸1日の留守番は避けたい |
| 老犬・持病のある子 | 体調に合わせて短めに配慮 | トイレの回数や持病の状態しだい。長時間は避け、こまめに様子を見られる環境が望ましい |
大切なのは、表の数字を鵜呑みにするのではなく、その子が実際に落ち着いて待てているかを観察することです。短時間の留守番から始め、帰宅後の様子(トイレの失敗はないか、家が荒れていないか、過度に興奮していないか)を見ながら、無理のない範囲を探っていきましょう。

長時間の留守番で気をつけること
留守番の時間が長くなるほど、留守中の環境を整えておくことが大切になります。犬が安心して快適に過ごせるよう、出かける前に次のポイントを確認しておきましょう。
新鮮な水を切らさない
長時間の留守番では、器をひっくり返しても飲めるよう複数箇所に用意すると安心です。夏場はとくに水分が大切なので、置き場所や量を見直しましょう。
トイレ環境を整える
トイレシートを複数枚敷いておくと、留守番中に一度使っても清潔な場所で排泄できます。トイレの間隔が短い子ほど、余裕を持った準備が役立ちます。
室温を管理する(夏の熱中症・冬の寒さ)
閉め切った室内は気温が大きく変わります。夏はエアコン、冬は寒さ対策で、犬が過ごしやすい室温を保ちましょう。直射日光が当たる場所は避けます。
退屈・ストレス対策をする
何もない環境は退屈のもと。知育トイやかじってよいおもちゃを用意しておくと、気を紛らわせやすくなります。
誤飲・いたずらを防いで安全を確保する
口に入る小物や電気コード、ゴミ箱などは届かない場所へ。留守番に慣れていない子は、サークルなど安全な範囲で待たせるのも一つの方法です。
夏の留守番はエアコンで室温管理を(熱中症に注意)
犬は人よりも暑さに弱く、閉め切った室内は短時間でも高温になりやすいとされます。夏はエアコンをつけたまま出かけ、直射日光が当たらないようにし、いつでも新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。留守中の室温が心配なときは、見守りカメラや室温計で確認できると安心です。留守番中や帰宅時に「ぐったりしている」「呼吸が荒い」「よだれが多い」などの様子が見られたら、熱中症は急速に悪化することがあるため、早めに動物病院へ相談してください。
留守番が苦手なサイン(分離不安)
留守番が極端に苦手で、飼い主さんの姿が見えなくなると強い不安を示す子もいます。こうした状態は「分離不安」と呼ばれることがあり、単なるしつけ不足やわがままとは異なる背景があるとされます。留守番のたびに、次のようなサインが強く出ていないか観察してみましょう。
- 出かける準備を始めると、そわそわしたり後を追ったりして落ち着かない
- 留守番中に吠え続ける・遠吠えする(近所から指摘されて気づくこともあります)
- 家具や壁、ドアなどを壊す、床を掘るような破壊行動が出る
- トイレはできる子なのに、留守番中だけ粗相(トイレの失敗)をする
- 過度によだれを垂らす、自分の体を舐め続けたり噛んだりして傷つける
- 帰宅時に、飛びついて興奮がなかなか収まらないほど喜ぶ

吠え続ける・破壊・粗相・自傷が続くときは専門家に相談を
留守番のたびに吠え続ける・物を壊す・粗相をする・過度なよだれや自傷が見られるといった様子が強く続く場合は、分離不安が関係していることがあります。ここで気をつけたいのは、帰宅後にこうした行動を叱っても解決にはつながりにくく、かえって不安を強めてしまいやすいという点です。留守番中の出来事を後から叱っても、犬はなぜ叱られたのか結びつけにくいとされます。程度が強い・繰り返し続くときは、自己判断で抱え込まず、獣医師(動物行動診療科)やドッグトレーナーなどの専門家に相談してください。その子に合った慣らし方や環境づくりのアドバイスを受けられます。
留守番を快適にする工夫
留守番そのものをなくすのは難しくても、待ち時間を少しでも快適にする工夫はいくつもあります。退屈や不安をやわらげるアイテムと、少しずつ慣らしていく方法を組み合わせて、その子に合うスタイルを見つけていきましょう。
① 知育トイで退屈を紛らわす
おやつを詰められる知育トイやかじって遊べるおもちゃは、留守番中の退屈を紛らわし、気持ちを落ち着けるのに役立つとされます。出かける直前に渡すと、飼い主さんが出ていく瞬間の不安から気をそらしやすくなります。誤飲を防ぐため、サイズや素材がその子に合ったものを選びましょう。
② 自動給餌器で食事・おやつのタイミングを保つ
留守番が食事の時間にかかるときは、タイマーで決まった時間にごはんやおやつを出せる自動給餌器が役立ちます。生活リズムを保ちやすく、留守番中の小さな楽しみにもなります。カメラ付きで様子を見ながら声かけできるタイプもあります。
③ 見守りカメラで様子を確認する
スマホから留守中の様子を見られる見守りカメラがあると、「ちゃんと落ち着いているかな」という飼い主さん側の不安もやわらぎます。室温が気になる夏場の確認にも役立ちます。吠え続けていないか、ぐったりしていないかなど、様子のチェックに活用しましょう。
④ 短い留守番から少しずつ慣らす
留守番が苦手な子には、ごく短い時間の外出から少しずつ慣らしていくスモールステップが向いています。数分の外出から始め、問題なく待てたら少しずつ時間を延ばします。また、出かけるときと帰宅時に大げさに構いすぎないことも、留守番を特別な出来事にしすぎないコツとされます。うまく待てたときは、静かに落ち着いてから穏やかにほめてあげましょう。

まとめ:目安を踏まえつつ、その子に合わせて備える
犬が留守番できる時間は「何時間まで」と一律には決められず、月齢・性格・健康状態・環境によって変わる、あくまで目安の世界です。子犬は短めに、健康な成犬は半日程度までを一つの目安に、老犬や持病のある子は短めに配慮しながら、その子が落ち着いて待てているかを観察して調整するのが基本です。最後に、今日からできる行動を3つに整理します。
- 短時間の留守番から始め、帰宅後の様子を見ながら無理のない範囲を探る。子犬・老犬・持病のある子は長時間を避ける
- 長時間になるときは水・トイレ・室温(夏はエアコンで熱中症対策)・退屈・安全への備えを整える
- 吠え続ける・破壊・粗相・自傷などのサインが強く続くときは、叱らずに獣医師やドッグトレーナーなど専門家へ相談する
よくある質問
犬は何時間まで留守番させて大丈夫ですか?+
子犬はどのくらいの時間まで留守番できますか?+
留守番中にずっと吠えているようです。分離不安でしょうか?+
夏の留守番でエアコンはつけっぱなしにすべきですか?+
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この記事について
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