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老犬の夜鳴きはなぜ起こる?【原因と家でできる対策・受診の目安】

公開日: 2026年8月13日最終更新: 2026年8月13日

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夜中に鳴いて眠れない、介護がつらい——老犬の夜鳴きに悩む飼い主さんへ。老犬の夜鳴きはしつけ不足ではなく、加齢に伴う体調や脳の変化(認知機能の低下・痛み・不安など)が背景のことが多いとされます。叱って直すものではありません。主な原因の整理、家でできる対策、そしてまず動物病院に相談したい受診の目安までをまとめました。

この記事の要点

  • 1老犬の夜鳴きはしつけ不足ではありません。加齢に伴う認知機能の低下、体の痛みや不調、不安、生理的な要求など、体と脳の変化が背景にあることが多いとされます。叱って直すものではありません。
  • 2まず動物病院に相談を。急に始まった、痛そうにする、ぐるぐる回る(旋回)、粗相が増えたなどの変化があるときは、体の不調や認知機能の状態を確認するためにも、早めにかかりつけへ相談しましょう。
  • 3家でできる対策の軸は生活リズムを整える・安心できる寝床・生理的な要求を満たす・音と照明の工夫です。叱らず、安心して眠れる環境づくりから始めます。
  • 4認知機能をサポートするサプリや介護グッズはあくまで補助です。取り入れるときは、自己判断せずかかりつけの獣医師に相談のうえで検討しましょう。
  • 5介護は一人で抱え込まないことが大切です。近隣への事情説明や、かかりつけ・介護相談の活用も、飼い主さんと愛犬の負担をやわらげる助けになります。
目次開く
  1. 01老犬が夜鳴きする主な原因
  2. 02まず動物病院に相談を
  3. 03家でできる夜鳴きの対策
  4. 04近隣への配慮と介護を続けるための工夫
  5. 05まとめ:叱らず、まず受診、そして環境を整える
  6. 06よくある質問
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老犬が夜鳴きする主な原因

「夜中になると鳴き続けて眠れない」「日中は静かなのに、夜になると急に鳴き出す」——シニア期に入った愛犬の夜鳴きに、心も体も疲れてしまう飼い主さんは少なくありません。まず知っておきたいのは、老犬の夜鳴きは「しつけができていないから」ではないということです。年齢を重ねた犬の夜鳴きには、加齢に伴う体調や脳の変化が背景にあることが多いとされ、叱って直すようなものではありません

つらいときほど「どうして鳴くの」と叱りたくなってしまいますが、老犬にとって夜鳴きは、不安や不快、体の不調を伝えるサインのことがあります。叱るとかえって不安が強まってしまうこともあるとされます。まずは、なぜ鳴いているのかを一緒に考え、体と脳の状態を確認するところから始めましょう。

こんな様子があれば早めに動物病院へ

夜鳴きが急に始まった、痛そうにする・触られるのを嫌がる、意味もなくぐるぐる歩き回る(徘徊・旋回)、粗相が増えた、食欲や様子がいつもと違う——こうした変化があるときは、体の不調や認知機能の低下が背景にある可能性があります。様子見を続けず、早めにかかりつけの動物病院に相談してください。夜鳴きは叱って直すものではなく、まず原因を確認することが大切です。受診の際は「いつから・どんな時間帯に・どんなふうに鳴くか」を伝えると診察の助けになります。

老犬の夜鳴きの主な原因・まず動物病院に相談・家でできる対策の要点を整理したカード型の図解
老犬の夜鳴きは「主な原因の整理」「まず受診」「家でできる対策」の順に考えると向き合いやすくなります

老犬が夜鳴きする理由は一つではなく、いくつかの要因が重なっていることも珍しくありません。よく挙げられる主な原因を整理してみましょう。

  • 認知機能の低下(いわゆる認知症・CDS):昼夜が逆転する、意味なく鳴く、ぐるぐる歩き回るといった様子がみられることがあるとされます
  • 体の痛み・不調:関節の痛みや内臓の不調などで、夜になると落ち着かず鳴くことがあります
  • 不安・寂しさ:目や耳が衰えて不安になりやすく、そばにいたくて鳴くことがあります
  • 空腹・のどの渇き・トイレ:おなかが空いた、水が飲みたい、排泄したいといった生理的な要求のこともあります
  • 目や耳の衰え:感覚が衰えて昼夜の区別がつきにくくなり、夜に鳴きやすくなることがあるとされます

老犬の夜鳴きの主な原因と、みられやすい様子(あくまで傾向で、診断ではありません)

考えられる背景みられやすい様子家庭での向き合い方の方向
認知機能の低下昼夜逆転・意味なく鳴く・徘徊や旋回まず受診し、生活リズムを整える
体の痛み・不調触ると嫌がる・動きがぎこちない・急な変化まず動物病院で相談する
不安・寂しさそばを離れると鳴く・暗いと鳴く安心できる寝床・そばで休める工夫
生理的な要求空腹・トイレ・のどの渇きのタイミングで鳴く寝る前に食事・水・トイレを済ませる
目や耳の衰え呼びかけへの反応が鈍い・夜に不安がる小さな明かり・静かな環境を整える
毛布の上で穏やかに眠る高齢の犬
原因は一つとは限りません。まずは「どんな時間帯に・どんなふうに鳴くか」を穏やかに観察してみましょう
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まず動物病院に相談を

老犬の夜鳴きで最初に大切にしたいのは、しつけの問題としてではなく、体と脳の変化として受け止め、まず動物病院に相談することです。前の章でみたように、夜鳴きの背景には痛みや内臓の不調、認知機能の低下などが隠れていることがあります。これらは家庭での観察だけでは判断が難しく、自己判断で「年のせい」と決めつけてしまうと、治療やケアで楽にできる不調を見逃してしまうこともあります。

とくに認知機能の低下(いわゆる認知症・CDS)が疑われる場合、動物病院では状態の確認や、その子に合ったケア・お薬についての相談ができることがあります。夜鳴きそのものを完全になくせるとは限りませんが、原因に応じた向き合い方が見つかると、犬も飼い主さんも少し楽になれることがあります。「いつから・どんな時間帯に・どんなふうに鳴くか」「ほかに変わった様子はないか」をメモして持っていくと、診察がスムーズになります。

そして忘れないでほしいのが、介護は飼い主さんが一人で抱え込まないことです。夜鳴きの介護は睡眠が削られ、心身ともに大きな負担になります。かかりつけの動物病院は、治療だけでなく介護の相談先にもなります。つらいと感じたら、遠慮せず「夜眠れなくて困っている」と伝えてみてください。家族と負担を分け合う、相談できる窓口を頼るといったことも、続けていくうえで大切です。

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家でできる夜鳴きの対策

動物病院への相談と並行して、家庭でも安心して眠れる環境を整えることで、夜鳴きがやわらぐことがあります。共通して大切なのは、叱らないこと、そして「安心」を第一に考えることです。すべてを一度に完璧にする必要はありません。できそうなものから少しずつ試してみましょう。

① 生活リズムを整える

昼夜が逆転しやすい老犬では、日中の過ごし方を見直すと夜が落ち着きやすくなることがあります。朝はカーテンを開けて日光を浴びさせる、日中は無理のない範囲で散歩や軽い刺激を取り入れる、昼寝をしすぎないよう声をかけて起こす、といった工夫です。ただし体力や体調には個体差が大きいため、その子のペースに合わせ、無理をさせないことが前提です。

② 安心できる寝床をつくる

不安や寂しさで鳴いている場合は、安心して休める寝床づくりが助けになります。飼い主さんのそばで寝られるようにする、においのついた毛布を置く、寝床の室温を快適に保つ、といった工夫です。関節に負担がかかりにくいやわらかい寝床にすると、体の痛みで落ち着けない子にも向いています。

③ トイレ・水・空腹を寝る前に済ませる

空腹やのどの渇き、トイレの要求で鳴いていることもあります。寝る前にトイレを済ませ、水を用意し、必要に応じて軽く食事をとることで、夜中の生理的な要求が減ることがあります。夜間に排泄したくなる子には、寝床の近くにトイレを用意しておくのも一つの方法です。

④ 音と照明を工夫する

目や耳が衰えた老犬では、真っ暗な環境が不安につながることがあります。小さな明かりをつけておく、静かで落ち着ける環境を整えるといった工夫で、夜の不安がやわらぐことがあるとされます。逆に、生活音が気になって眠れない子もいるため、その子が落ち着く明るさ・静けさを探してみましょう。

朝は日光を浴びせ、日中に軽い刺激を

朝はカーテンを開けて明るくし、日中は無理のない範囲で散歩や声かけを。昼寝をしすぎないよう促すと、夜の睡眠につながりやすいとされます。体調に合わせて無理はさせません。

安心して休める寝床を用意する

飼い主さんのそばで寝られるようにする、においのついた毛布を置く、快適な室温に保つなど、安心と体への負担軽減を意識した寝床づくりを心がけます。

寝る前にトイレ・水・空腹を済ませる

排泄・水分・軽い食事を寝る前に整えておくと、夜中の生理的な要求による夜鳴きが減ることがあります。寝床の近くにトイレを置くのも一案です。

真っ暗を避け、落ち着く明るさと静けさに

暗さが不安な子には小さな明かりを。物音が気になる子には静かな環境を。その子が安心できる明るさ・静けさを探してみましょう。

暖かい部屋で安心して休む高齢の犬
叱らず「安心」を第一に。できそうな工夫から少しずつ試し、その子に合う環境を探しましょう

また、シニア期の健康維持や認知機能をサポートする目的のサプリメント(DHA・EPAなどを含むものなど)や、介護グッズを取り入れる飼い主さんもいます。ただし、これらはあくまで補助で、夜鳴きをやわらげると保証するものではありません。持病がある子や、ほかのお薬との兼ね合いもあるため、取り入れる前にかかりつけの獣医師に相談してから検討しましょう。

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価格・在庫は楽天市場でご確認ください。サプリや介護グッズはあくまで補助です。取り入れる前に、持病やほかのお薬との兼ね合いも含めて、かかりつけの獣医師に相談してください。

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近隣への配慮と介護を続けるための工夫

夜鳴きが続くと、近隣への音が気になって、さらに飼い主さんの心の負担が増えてしまうことがあります。防音の面では、寝床の場所を工夫する、厚手のカーテンや防音マットを使うといった対策が考えられます。あわせて、ご近所には「高齢の犬を介護していて、ご迷惑をおかけするかもしれない」と、あらかじめ事情を伝えておくと、お互いに気持ちがやわらぐことがあります。

そして何より大切なのは、介護を一人で抱え込まないことです。夜鳴きの介護は眠れない日が続き、心身ともに消耗します。家族がいる場合は交代で休む、かかりつけの動物病院に「夜眠れなくてつらい」と相談する、といったことをためらわないでください。がんばりすぎず、頼れるところに頼りながら、無理のない形で愛犬と過ごす時間を大切にしていきましょう。

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まとめ:叱らず、まず受診、そして環境を整える

老犬の夜鳴きは、しつけ不足ではなく、加齢に伴う認知機能の低下や体の痛み・不調、不安、生理的な要求など、体と脳の変化が背景にあることが多いとされます。叱って直すものではありません。つらいときこそ、一人で抱え込まず、原因を確認しながら向き合っていきましょう。最後に、今日からできる行動を3つに整理します。

  • 夜鳴きを叱らず、「いつから・どんな時間帯に・どんなふうに鳴くか」を観察して、まずかかりつけの動物病院に相談する(急な変化・痛そう・徘徊や旋回・粗相の増加は早めに)
  • 生活リズムを整える・安心できる寝床・寝る前のトイレや水・音と照明の工夫など、家でできる対策を、その子に合う範囲で少しずつ試す
  • サプリや介護グッズは獣医師に相談のうえで補助的に取り入れ、近隣への事情説明や介護相談も活用しながら、介護を一人で抱え込まない
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よくある質問

老犬が夜鳴きするのはなぜですか?+
老犬の夜鳴きは、しつけ不足ではなく、加齢に伴う認知機能の低下(いわゆる認知症)、体の痛みや不調、不安や寂しさ、空腹やトイレなどの生理的な要求、目や耳の衰えなどが背景にあることが多いとされます。いくつかの要因が重なっていることもあります。まずは動物病院で体の不調や認知機能の状態を相談することが大切です。
老犬の夜鳴きはおさまりますか?+
一概には言えません。背景にある原因によって向き合い方は異なり、夜鳴きを完全になくせると言い切れるものではありません。ただし、動物病院で原因を確認し、原因に応じたケアや環境の工夫を行うことで、夜鳴きがやわらいだり、犬も飼い主さんも楽になれたりすることがあります。まずは自己判断で様子を見続けず、かかりつけに相談しましょう。
夜鳴きする老犬を叱ってもいいですか?+
叱らないでください。老犬の夜鳴きはわがままやしつけの問題ではなく、不安や体の不調、脳の変化を伝えるサインのことがあります。叱るとかえって不安が強まってしまうこともあるとされます。叱って直そうとするのではなく、原因を確認し、安心できる環境を整えることを大切にしましょう。
認知機能をサポートするサプリを与えれば夜鳴きはおさまりますか?+
サプリメントはあくまで補助で、夜鳴きが確実におさまるというものではありません。持病やほかのお薬との兼ね合いもあるため、取り入れる前に、かかりつけの獣医師へ相談してください。サプリだけに頼らず、まず動物病院での相談と、生活リズムや寝床などの環境の見直しを基本にしましょう。

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この記事について

  • 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
  • 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
  • 料金・営業時間などは2026年8月13日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
  • 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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