わんスタビズ|集客・経営

Googleの口コミを増やす方法!トリミングサロンが規約とステマ規制を守って集める手順

公開: 2026年7月19日

この記事の要点

  1. 1Google口コミは飼い主がお店を選ぶときの判断材料になりやすいため、正攻法で少しずつ増やすのが基本です。数より誠実さを土台にしましょう。
  2. 2増やし方の中心は、施術後の会話でのひと言と、投稿画面へ行きやすくするQRコードです。来店体験の延長で自然にお願いするのがコツです。
  3. 3お願いは「体験した感想を正直に書いてほしい」という範囲にとどめます。評価の内容や星の数は指定しないのが守りたい線引きです。
  4. 4口コミの購入・自作自演・対価と引き換えの依頼はGoogleのポリシーに反します。景品表示法は対価の有無だけで決まらず個別に判断されますが、Google口コミには対価を付けないのが安全です。
  5. 5悪い口コミにも感謝を添えて誠実に返信することが、見ている人への信頼につながります。削除ありきで身構えないのが基本の姿勢です。
お店のWeb集客力 無料診断の案内バナー
01

トリミングサロンにとってGoogle口コミが持つ意味(信頼の材料になりやすい)

スマートフォンでレビュー画面のようなものを見る手元。画面の内容は判読できないほどぼかされている

飼い主が新しいトリミングサロンを探すとき、地図検索や比較サイトに並ぶお店の口コミに目を通す人は少なくありません。初めて愛犬を預ける不安があるからこそ、実際に利用した人の声は来店を決める後押しになります。とはいえ、口コミは黙っていて自然に増えるものではありません。満足したお客様ほど、あえて投稿する機会がないまま帰っていくのが実情です。

ここで押さえておきたいのは、口コミを増やすこと自体が目的ではない、という点です。口コミが増えれば必ず集客が増える、と約束できるものではありませんが、数と中身のある口コミは、飼い主がお店を比べるときの信頼の材料になりやすいものです。「集める」より先に「集まる来店体験を作る」ことを土台に置くのが、遠回りのようで現実的な考え方です。

トリミングサロンの口コミは「預ける不安をやわらげる材料」になりやすい

トリミングは、愛犬を預けて仕上がりを任せるサービスです。飼い主は「うちの子を大切に扱ってくれるか」「希望どおりに仕上げてくれるか」を気にします。実際に利用した人の具体的な感想は、こうした不安に直接こたえる情報です。体験にもとづいた具体的な口コミほど、これから利用する飼い主の参考になりやすいため、無理に数を追うより、正直な声が積み重なる状態を目指しましょう。

02

Google口コミを正攻法で増やす方法(施術後の会話とQRコード)

受付でQRコードが印刷されたカードを手渡す手元

口コミを正攻法で増やす基本は、特別な仕掛けではなく、来店体験の延長でお願いすることです。運用の基準はシンプルで、実際に利用した飼い主に、任意で、正直な感想を書いてもらうこと。星の数や評価内容は指定せず、Google口コミには対価を付けず、満足度でお願いする相手を選び分けたりもしません。施術後のお迎え・会計のタイミングに投稿しやすい導線を添える——この形なら無理なく続けられます。施術後の会話とQRコードの2つをそろえるところから始めましょう。

口コミをお願いする流れの例(4ステップ)

  1. 1

    1. 施術後、仕上がりを一緒に確認しながら会話する

    お迎えのときに、今日のケア内容や愛犬の様子を伝えます。施術後のお迎え・会計のこのタイミングが、口コミのお願いを自然に切り出せる場面です。

  2. 2

    2. 「体験した感想を書いていただけたら嬉しい」と一声かける

    評価の内容や星の数は指定せず、正直な感想をお願いする範囲にとどめます。無理強いはせず、負担にならないよう軽く添える程度にします。

  3. 3

    3. QRコードやリンクで投稿画面へ案内する

    会計まわりやお見送りの動線に、Google口コミの投稿ページへ飛べるQRコードを置き、その場でも後からでも投稿しやすくします。対価は付けません。

  4. 4

    4. 寄せられた口コミに丁寧に返信する

    投稿へのお礼や、いただいたご指摘への受け止めを返信します。返信している姿勢は、これから書こうとしている人にも見えています。

QRコードは「投稿画面までの距離を縮める」ために使う

直接お願いしても、後で投稿しようとして手順がわからず離脱してしまうと、せっかくの気持ちが形になりません。Google口コミの投稿ページへ直接飛べるQRコードやリンクを用意しておくと、飼い主はスマホをかざすだけで書き込みに進めます。QRコードの役割は投稿のハードルを下げることまでで、投稿の見返りや対価を付けるものではない、と線引きしておきましょう。会計まわりのPOP、お見送り時のカード、公式サイトやSNSのリンクなど、置き場所を複数持っておくと届きやすくなります。

「思わず書きたくなる来店体験」が口コミの源になる

声かけやQRコードは、あくまで投稿のきっかけづくりです。その前提として、飼い主が「よかった」と感じる施術・接客があってはじめて、前向きな口コミは生まれます。仕上がりの丁寧な説明、愛犬の様子の共有、次回に向けたアドバイスなど、記憶に残る一手間が口コミの中身をつくります。増やす工夫より、口コミにしたくなる来店体験そのものを磨くことが、口コミ運用の土台になります。

03

口コミをお願いするときの声かけ・依頼文の考え方

口コミをお願いするとき、多くのオーナーが迷うのが「どう声をかければいいか」です。ここには、守っておきたい大切な線引きがあります。お願いしてよいのは、あくまで利用した感想を正直に書いてもらうことまで。評価の内容や星の数を指定したり、良い評価を条件にしたりするお願いは避けるのが原則です。

伝えるのは「正直な感想を書いてほしい」という範囲まで

声かけの例として自然なのは、「今日の感想を、よかった点も気になった点も正直に書いていただけると励みになります」といった伝え方です。ポイントは、内容を誘導しないこと。「星5でお願いします」「良い点だけ書いてください」といった依頼は、書き手の本当の体験をゆがめてしまい、Googleのポリシー上も避けるべき依頼です(景品表示法の該当性は、事業者が表示内容の決定に関与したかや、事業者による表示と判別しにくいかなどから個別に判断されます)。正直な感想を求める姿勢そのものが、読む人からの信頼にもつながります

テンプレートを渡すより「書き出しのヒント」を軽く添える

「何を書けばいいかわからない」と戸惑う飼い主もいます。そうしたときは、決まった文章を渡すのではなく、書くきっかけになる問いかけを軽く添えるとよいでしょう。「どの犬種のどんなカットで来店したか」「愛犬の様子はどうだったか」など、体験を思い出す手がかりです。用意するのは完成した文章ではなく、体験を書き出すためのヒントにとどめ、実際に書く言葉は飼い主自身に委ねます。

04

やってはいけない集め方(購入・自作自演・対価誘導とステマ規制)

口コミを早く増やしたい気持ちから、つい手を出したくなる方法があります。ここで大切なのは、Googleのポリシー(サービス上のルール)と景品表示法(ステマ規制)を分けて考えることです。両者は判断の枠組みが違うため、混同せずに線引きしておくと、何を避ければよいかがはっきりします。まずGoogleのポリシーで禁止・回避されている行為から押さえるのが、長く運用するうえでの出発点です。

口コミの集め方——正攻法と避けたいNGの対比

場面正攻法(続けてよい)避けたいNG
お願いのしかた施術後の会話で「正直な感想を書いてほしい」と伝える星の数や良い評価を指定・誘導する
投稿の導線QRコードやリンクで投稿画面へ行きやすくする割引や特典と引き換えに投稿を条件づける
書き手来店した飼い主本人に書いてもらう実際に利用していない人に投稿させる・家族や従業員・業者に依頼して評価を操作する(自作自演・購入)
悪い口コミ感謝を添えて誠実に返信し、改善に生かす不正な操作で消そうとする・良い評価だけ誘導する

ひとつ補足しておきたいのは、この表の「避けたいNG」は主にGoogleのポリシーと公正な運用の観点による線引きで、各行為が直ちに景品表示法違反になるという意味ではない、という点です。景品表示法は、事業者の関与内容と、その関与が一般消費者に分かる表示かどうかなどから個別に判断されます。Google口コミについては、ポリシーに沿って対価を付けない集め方を選ぶのが、迷わないための実務上の結論です。

まずGoogleのポリシー上の禁止・回避事項を押さえる

Googleのポリシー(サービス上のルール)では、実体験に基づかない口コミ、お店側の自作、金銭・報酬・割引などと引き換えの投稿、虚偽の内容を第三者に書かせる行為、良い評価だけを選んで依頼したり評価内容を指定したりする働きかけが禁止されています。実際に利用していない人に投稿させることや、店舗が家族・従業員・業者などに依頼して評価を操作すること(自作自演・購入)も禁止行為にあたります。実体験に基づく正直な感想を任意でお願いすること自体は、これらの禁止行為とは区別して考えます

景品表示法(ステマ規制)は、Googleのルールとは別に確認する

景品表示法のステルスマーケティング規制で中心的に問題になるのは、事業者が表示内容の決定に関与しているのに、それが事業者による表示だと一般消費者に判別しにくい形になっている表示です。対価付きの投稿が常に規制違反になるわけではなく、該当するかどうかは関与の内容と表示のしかたで個別に判断されます(2023年10月施行)。判断に迷う場合は、消費者庁の案内など一次情報で確認しましょう。

まとめると、対価付きが常に景品表示法違反になるわけではなく、無償なら必ず規制の対象外になるわけでもありません。関与の内容と表示のしかたで個別に判断されるためです。とはいえGoogle口コミの集め方としては、ポリシー違反を避けるためにも、対価を付けずに正直な感想をお願いする形にとどめるのが安全です。

良い評価だけを集める「レビューゲーティング」も避けたい

満足した人だけを口コミ投稿に誘導し、不満のある人には投稿させないよう振り分ける手法は「レビューゲーティング」と呼ばれ、口コミの公平性をゆがめるものとして問題視されています。良い評価だけを集めようとする仕組みは、規約の観点でも避けたい形です。すべての飼い主に等しく、正直な感想を投稿できる導線を用意するのが、公正で長続きする運用です。

05

悪い口コミ・低評価が来たときの向き合い方

正攻法で口コミを集めていれば、ときには低い評価や耳の痛い指摘が届くこともあります。悪い口コミが来ると、消したくなったり落ち込んだりしがちですが、低評価がすべて「悪いもの」とは限らないという視点を持っておくと、冷静に向き合えます。改善のヒントが含まれていることも少なくありません。

まずは事実を確認し、感謝を添えて誠実に返信する

指摘に心当たりがある場合は、まず事実を確認し、感謝とともに受け止めと改善の姿勢を返信します。返信は、書いた本人だけでなく、これからお店を選ぶ人も読んでいます。感情的に反論せず、落ち着いて誠実に対応する姿勢は、かえってお店の信頼を高める材料になります。個人が特定できる情報や、水掛け論になる細かな反論は避けるのが無難です。

事実無根・ポリシー違反が疑われる口コミは所定の手順で対応を検討する

注意したいのは、「書かれた内容が事実と違う」という主張だけでは、削除の対象になりにくいことです。事実関係の食い違いは、返信で丁寧に説明する場面と考えましょう。一方、来店実態のない投稿や、Googleのポリシーに反する内容など、明確な違反が疑われる口コミは、所定の手順でGoogleに報告できます。ただし報告すれば必ず削除されるわけではなく、削除するかどうかの判断はGoogle側に委ねられます。気に入らない口コミを消すためではなく、明確なポリシー違反に限って申請するのが原則です。対応に迷うときは、Google公式ヘルプの案内を確認しましょう。

06

口コミ運用を続けていく次の一手

口コミは、一度にまとめて増やすものではなく、日々の来店体験と誠実な運用の積み重ねで少しずつ育っていくものです。最後に、今日から始められる口コミ運用の一手を3つに整理します。

  1. 1施術後の会話で「正直な感想を書いてほしい」と一声かけ、投稿画面へのQRコードやリンクを用意する
  2. 2対価と引き換えの依頼や、実際に利用していない人による投稿・評価操作(自作自演・購入)には手を出さず、正攻法の範囲を守る
  3. 3寄せられた口コミには、良い声にも厳しい声にも感謝を添えて丁寧に返信する

口コミを地道に増やす取り組みと合わせて考えたいのが、その口コミを見た飼い主が実際にお店にたどり着く「入口」です。全国のトリミングサロンを地域・料金・口コミで比較できる検索サイト「うちの犬スタイル」は掲載を無料から始められるうえ、掲載店には口コミを集めるためのQRコードやリンクの導線も用意しています。この掲載店向けのQR・リンクは「うちの犬スタイル上の口コミ」への投稿導線であり、Google口コミの投稿導線とは別です。地図検索とは別に、比較検討層に届く面を費用をかけずに持てます。

なお、この記事で扱った口コミへの返信や投稿機能など日々の運用は、Googleビジネスプロフィール(GBP)の運用の一部です。カテゴリや写真、メニュー、投稿機能まで含めた地図検索まわりの整え方は、MEOの個別記事で手順を追って解説しています。あわせて、公式サイト制作やSEO、アクセス解析まで含めてWeb面を相談したくなったときのために、トリミングサロン・ペットホテル・ペットサロン向けの公式サイト制作・SEO支援という選択肢もあります。

07

よくある質問

Googleの口コミを増やすにはどうすればいいですか?

施術後の会話で「正直な感想を書いてほしい」とお願いし、投稿画面へのQRコードやリンクを用意するのが正攻法の基本です。来店した飼い主が投稿しやすいきっかけと導線を添えるイメージで、対価や見返りは付けません。何より、口コミにしたくなる来店体験そのものを磨くことが土台になります。

お客様に口コミをお願いするのは規約違反になりませんか?

実際に利用した飼い主に、利用者を選別せず同じ条件で、任意で正直な感想をお願いすること自体は、規約違反ではありません。一方、口コミの購入や自作自演、対価と引き換えの依頼、星の数や評価内容の指定は、Googleのポリシーに反します。景品表示法(ステマ規制)は対価の有無だけで決まらず、無償でも必ず対象外とは限りません。事業者が表示内容の決定に関与し、事業者による表示と判別しにくい形かなどから個別に判断されます。迷う場合はGoogle公式の最新情報や消費者庁の案内で確認してください。

割引と引き換えに口コミをお願いしてもいいですか?

Google口コミについては、割引など対価と引き換えの投稿はGoogleのポリシーに反するため、対価は付けないのが安全です。景品表示法の観点では、対価の有無だけで決まらず無償でも必ず対象外とは限らないため、事業者が表示内容の決定に関与し、事業者による表示と判別しにくい形かなどから個別に判断されます。とはいえGoogle口コミでは、正直な感想を書いてもらう範囲にとどめるのが確実です。

悪い口コミが来たらどうすればいいですか?

まず事実を確認し、感情的に反論せず、感謝を添えて誠実に返信するのが基本です。低評価がすべて悪いものとは限らず、改善のヒントが含まれることもあります。「内容が事実と違う」という主張だけでは削除対象になりにくく、来店実態のない投稿など明確なポリシー違反が疑われる場合にGoogleへ報告できますが、削除するかの判断はGoogle側に委ねられます。

あわせて読みたい

わんスタビズの記事一覧へ戻る