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犬のクールマット(ひんやりマット)の選び方を、ジェル・アルミ・大理石・接触冷感生地の素材別の特徴と比較表で解説します。噛み癖のある子に避けたい素材、伏せて足を伸ばせるサイズの目安、直射日光を避ける置き場所、使ってくれないときの慣らし方まで紹介します。
この記事の要点
- 1素材はジェル・アルミ・大理石・接触冷感生地の4タイプ。噛み癖のある子は、破れると中のジェルを飲み込む危険があるジェルタイプを避け、大理石やアルミなど硬い素材を選びましょう。
- 2アルミは体の熱を素早く吸ってお手入れも簡単、大理石は自然なひんやり感で冷えすぎの心配が少ないのが持ち味です。接触冷感生地は洗えて扱いやすい分、冷感は穏やかです。
- 3サイズは伏せた姿勢で足を伸ばせる広さが目安です。体の一部しか乗らない大きさだと、せっかくの冷たさを活かしきれません。
- 4置き場所は直射日光の当たらない場所へ。クールマットだけで熱中症は防げないため、エアコンとの併用が前提です。
- 5使ってくれない子には、上に薄いタオルを敷いて冷たさをやわらげるなど、少しずつ慣らす工夫から始めましょう。無理に乗せるのは逆効果になりがちです。
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犬のクールマットの素材別の特徴
エアコンをつけていても、フローリングの上で少しでも冷たい場所を探して、ぺたっと伏せている——そんな夏の愛犬の姿を見ると、涼める場所を用意してあげたくなりますよね。そこで役立つのが、床に置くだけで使えるクールマット(ひんやりマット)です。選ぶときにまず押さえたいのが、ジェル・アルミ・大理石・接触冷感生地という素材ごとの違いです。どれを選ぶかで、冷たさの感じ方もお手入れの手間も変わってきます。

ジェルタイプは、やわらかく体になじむ寝心地が持ち味です。床だけでなくソファやベッドの上でも使いやすい柔軟さがあります。ただし、かじって破れると中のジェルを飲み込んでしまう危険があるため、噛み癖のある子には向きません。
アルミタイプは、体の熱を素早く吸い取って逃がしてくれるのが持ち味です。ひんやり感がはっきりしていて、お手入れも水拭きや水洗いで済むため手間がかかりません。
大理石タイプは、石そのものが持つ自然なひんやり感が魅力です。冷えすぎの心配が少なく、かじっても壊れにくい丈夫さも安心材料になります。一方で重く硬いため持ち運びには向かず、置き場所を決めてじっくり使うタイプと考えましょう。
接触冷感生地のマットは、洗って清潔に保ちやすく、軽くて扱いやすいのが利点です。冷感は穏やかなので、冷たい感触が苦手な子や、エアコンの効いた部屋でのプラスアルファとして向いています。
クールマットの素材別比較
| 素材 | 冷たさの感じ方 | お手入れ | 噛み癖のある子 |
|---|---|---|---|
| ジェル | やわらかくひんやり。体になじむ | 表面の拭き取りが中心 | 避ける(破れると中のジェルを飲み込む危険) |
| アルミ | 体の熱を素早く吸う、はっきりした冷感 | 水拭き・水洗いができて簡単 | 候補になる(硬くて丈夫) |
| 大理石 | 石の自然なひんやり感。冷えすぎにくい | 表面の拭き取りが中心 | 向いている(かじっても壊れにくい) |
| 接触冷感生地 | 穏やかな冷感 | 洗って清潔に保てる | かじって破れないか様子を見ながら |
噛み癖のある子はジェルタイプを避けて
ジェルマットは、かじって破れると中のジェルを飲み込んでしまう危険があります。噛み癖のある子や、目の届かない時間に使いたい場合は、大理石やアルミなど硬くて丈夫な素材を選びましょう。かじった破片やジェルを飲み込んだ可能性があるときは、自己判断で様子を見ずに動物病院に相談してください。
サイズと置き場所の目安
サイズ選びの目安は、伏せた姿勢で足を伸ばしても体がはみ出しにくい広さです。犬は暑いとき、おなかや体を床にぺたっとつけて熱を逃がします。体の一部しか乗らない小さなマットだと、せっかくの冷たさを活かしきれません。商品ページの寸法と、愛犬が伏せて足を伸ばしたときの大きさを照らし合わせて選びましょう。

置き場所は、直射日光の当たらない場所を選びます。窓際の日なたに置くと、マット自体が温まってしまい、ひんやり感が働きません。愛犬がふだんよく寝ている場所の近くで、日が差し込まない一角に敷くのが基本です。
あわせて覚えておきたいのが、クールマットはエアコンと併用する前提の用品だという点です。室温が高いままでは、マットだけで体の熱を逃がしきれません。マットの上と普通の床を行き来しながら自分で体温調節できるよう、部屋の中に居場所の選択肢をつくってあげましょう。
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使ってくれないときの工夫
せっかく用意したのに乗ってくれない——クールマットでよくある悩みです。見慣れないものや、ひんやりした感触を最初は警戒する子は少なくありません。すぐに片づけてしまわず、次のような工夫で少しずつ慣らしていきましょう。
- 上に薄いタオルを敷く:冷たさがやわらぎ、感触への警戒心が下がります。慣れてきたら少しずつタオルを外していきます
- いつもの寝床の近くに置く:安心できる場所のそばなら、自分から乗ってみるきっかけをつくりやすくなります
- マットの上でおやつをあげる:「ここに乗るといいことがある」と、良い印象づけをしていきます
- 無理に乗せない:抱き上げて乗せると、マットそのものを嫌いになってしまうことがあります。置いたまま気長に待ちましょう

乗らなくても、涼めていれば大丈夫
クールマットはあくまで涼み方の選択肢のひとつです。エアコンの効いた部屋で、風通しのよい床や日の当たらない場所を自分で選べているなら、無理にマットを使わせる必要はありません。愛犬が快適そうに過ごせているかどうかを基準に考えましょう。
暑さ対策の全体像とクールマットの位置づけ
ここで押さえておきたいのは、クールマットだけで熱中症を防ぐことはできないという点です。クールマットは、涼める場所を増やしてくれる補助的な道具にすぎません。夏の暑さ対策は、室温・水分・行動の3つをセットで見直すことが土台になります。
エアコンで室温を管理する
クールマットはエアコン併用が前提です。留守番中も室温を保てるよう、運転の設定を見直しておきましょう。
新鮮な水をいつでも飲めるようにする
水飲み場を複数用意しておくと、飲みそびれを減らせます。留守番が長い日はとくに気を配りましょう。
散歩は涼しい時間帯に見直す
日中の暑い時間帯を避け、朝や日が落ちてからの時間に切り替えます。外出時は首元を冷やすグッズも役立ちます。
涼める場所の選択肢を増やす
クールマットのほかにも、風通しのよい床や日の当たらない部屋など、自分で移動して涼める場所をつくっておきます。
ぐったりしている・呼吸が荒いときは動物病院へ
ぐったりして動きたがらない、呼吸がいつもより荒いなど、熱中症が疑われる様子が見られたら、ためらわずに動物病院に連絡してください。涼しい場所に移したうえで、受診について指示を仰ぎましょう。様子見で時間が経つほどリスクは大きくなります。
まとめ:素材とサイズを愛犬に合わせて、エアコンと併用する
犬のクールマットは、ジェル・アルミ・大理石・接触冷感生地の特徴を知り、噛み癖の有無と暮らしに合わせて素材を選ぶのが出発点です。サイズは伏せて足を伸ばせる広さを目安に、直射日光を避けた場所に敷き、エアコンや水分補給とセットで夏を乗り切りましょう。最後に、今日からできるアクションを整理します。
- 愛犬の噛み癖の有無を踏まえて素材を決める(噛み癖のある子はジェルを避け、大理石やアルミなど硬い素材に)
- 伏せて足を伸ばしたときの大きさを確認し、体全体が乗れるサイズの候補を絞る
- 直射日光の当たらない置き場所を決め、エアコンの設定と水飲み場の位置もあわせて見直す
よくある質問
噛み癖のある犬でもジェルタイプのクールマットを使えますか?+
クールマットだけで夏の熱中症対策になりますか?+
クールマットを使ってくれないときはどうすればいいですか?+
クールマットのサイズはどのくらいがいいですか?+
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この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
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- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
