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犬がドライヤーを嫌がる・怖がるときの慣らし方を解説。音や熱風を怖がる理由、音に慣らす段階的なステップ、タオルドライから始める上手な乾かし方、生乾きのリスク、どうしても嫌がるときにサロンのシャンプー&ブローに頼る選択肢まで紹介します。
この記事の要点
- 1嫌がるのには理由があります。大きな音・熱い風・体に当たる感覚・過去の怖い経験・押さえられる不快さなど、原因に合わせて対処します。
- 2音と風に少しずつ慣らします。離れた場所で音だけ聞かせる→弱風・温風で短時間、とスモールステップで「いいこと」と結びつけます。
- 3タオルドライを十分にするのがコツ。水気を減らしてから根元を低温で乾かすと、ドライヤーの時間が短くなり負担が減ります。
- 4生乾きは避けたいところ。乾かし残しは皮膚トラブルやにおいの原因になりやすいため、しっかり乾かすことが大切です。
- 5無理なときはサロンに頼るのも手。どうしても嫌がる・大型犬で大変なときは、トリミングサロンのシャンプー&ブローという選択肢があります。
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犬がドライヤーを嫌がるのはなぜ?
シャンプーのあと、ドライヤーを出したとたんに逃げてしまう、体をブルブルさせて嫌がる、震えて固まってしまう――ドライヤーを苦手にする犬は少なくありません。ただ、犬がドライヤーを嫌がるのにはちゃんと理由があります。原因がわかると近づき方も見えてくるので、まずは代表的な理由から確認していきましょう。

犬がドライヤーを嫌がる主な理由と対処の方向性
| 嫌がる理由 | よくあるサイン | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| ① 大きな音が怖い | 音がした瞬間に逃げる・震える | 離れた場所で音だけに慣らす |
| ② 熱い風が不快・熱がる | 風が当たると体をよじって避ける | 温風・弱風にして体から離す |
| ③ 風が顔や体に当たるのが苦手 | 顔にかかると頭を振る・後ずさる | 顔は避け、後ろや体から乾かす |
| ④ 過去に熱かった・怖かった経験 | ドライヤーを見ただけで隠れる | いったんリセットして慣らし直す |
| ⑤ 押さえられて拘束されるのが嫌 | 押さえた瞬間に暴れ出す | 落ち着ける姿勢で短時間ずつ |
なかでも多いとされるのが、大きな音と、熱い風への不快感です。人には気にならない音でも、耳のよい犬にとっては大きく響きます。また、熱風を近づけすぎると熱く感じてしまい、「ドライヤー=嫌なもの」という印象につながりやすくなります。次の章から、音と風に少しずつ慣らしていく方法を見ていきましょう。
ドライヤーに慣らすステップ
慣らしのポイントは「いきなり風を当てない」ことです。まずは音だけ、次に弱い風、と段階を分けて、それぞれがクリアできたらおやつやほめ言葉のごほうびをあげます。「ドライヤーのそばではいいことが起きる」という印象に、少しずつ書き換えていきましょう。

ドライヤーに慣れてもらうステップ
- 1
STEP1 離れた場所で音だけ聞かせる
愛犬から少し離れた場所でドライヤーを弱風で回し、音だけを聞かせます。落ち着いていられたらおやつ。「音がしても嫌なことは起きない」と覚えてもらう第一歩です。
- 2
STEP2 弱風・温風を体から離して当てる
熱すぎない温風・弱風にして、体から離した位置から短時間だけ当てます。風が届いても平気でいられたら、すぐにほめてあげましょう。
- 3
STEP3 少しずつ時間と範囲を広げる
落ち着いていられたら、当てる時間や範囲を少しずつ広げます。顔まわりは風を直接当てず、後ろや体のほうから乾かすと嫌がりにくくなります。
- 4
STEP4 良いことと結びつける
ドライヤーの前後におやつをあげたり、やさしく声をかけたりして「いいこと」とセットにします。嫌がったら一段階戻して、無理に進めないのがコツです。
嫌がったら一段階戻ってOK
ステップを先へ進めることよりも、毎回「いい気分で終わる」ことを優先しましょう。うまくいかない日は前のステップに戻れば大丈夫です。数日〜数週間かかるのが普通なので、あせらず愛犬のペースで進めてください。
上手に乾かすコツと生乾きの注意
ドライヤーの時間そのものを短くできれば、犬の負担はぐっと軽くなります。カギは乾かす前のタオルドライです。タオルで水気をしっかり取っておくと、ドライヤーを当てる時間が短くて済みます。
タオルドライを十分にする
ドライヤーの前に、吸水性のよいタオルで水気をしっかり取ります。ゴシゴシこすらず、押さえるように水分を吸わせるのがポイントです。ここで水気を減らすほど、ドライヤーの時間が短くなります。
根元(皮膚に近い方)から乾かす
表面だけ乾かすと中が生乾きになりがちです。毛をかき分けて、皮膚に近い根元のほうから風を通すように乾かしましょう。
低温・弱めの風で部分ごとに
高温を長く当てず、低温で部分ごとに手早く乾かします。同じ場所に当てっぱなしにせず、風の向きを少しずつ動かすと熱がこもりにくくなります。
顔まわりは風を直接当てない
顔に風が当たるのを嫌がる子は多いものです。顔まわりは後ろや体のほうから乾かすか、乾いたタオルでやさしく押さえて仕上げます。
熱風の当てすぎと生乾きに注意
熱い風を近くから当て続けると、やけどや皮膚の乾燥の原因になることがあります。低温を心がけ、体から離して、同じ場所に当てっぱなしにしないでください。一方で、乾かし残し(生乾き)は皮膚トラブルやにおいの原因になりやすいため、根元までしっかり乾かすことも大切です。皮膚が赤い・かゆがる・熱がりすぎるといったときは、無理に続けず動物病院やトリミングサロンに相談しましょう。高齢の子や、心臓・呼吸が弱い子、熱がこもりやすい子は特に無理をさせないでください。

音を怖がる子には、動作音が控えめなペット用のドライヤーを選ぶのもひとつの方法です。パワーや温度の調整ができるタイプだと、弱風・低温から少しずつ慣らしやすくなります。愛犬の様子を見ながら、無理のない範囲で試してみてください。
どうしても嫌がるときはサロンに頼る
慣らしを続けても、どうしてもドライヤーを受け入れてくれない子もいます。乾かすのに時間がかかりすぎる、大型犬で1頭を乾かすのが大変、という場合も少なくありません。そんなときは、トリミングサロンのシャンプー&ブローに頼るのも立派な選択です。「自分で乾かしてあげられないなんて」と落ち込む必要はまったくありません。
プロのトリマーさんは、犬を落ち着かせながら短時間で乾かすことに慣れています。根元までしっかり乾かしてもらえるので、生乾きによる皮膚トラブルやにおいの予防にもつながります。サロンに任せつつ、おうちでは音に慣らす練習だけ続ける、という分担もおすすめです。
まとめ:音と風に慣らし、無理なら頼る
犬がドライヤーを嫌がるのには、音・熱・風といった理由があります。だからこそ、いきなり風を当てず、音から少しずつ慣らすことが近道になります。タオルドライで時間を短くし、低温で根元まで乾かせば、負担を減らしつつ生乾きも防げます。それでも難しければ、サロンに頼っていい――そう考えるだけでも気持ちがラクになるはずです。最後に、今日からできる行動を3つに整理します。
- 今日からできること: 離れた場所でドライヤーの音だけを聞かせ、落ち着いていられたらおやつをあげる練習を始める
- 乾かす日: タオルドライを十分にしてから、低温・弱風で根元から手早く乾かし、当てっぱなしにしない
- 無理そうなら: シャンプー&ブローを頼めるサロンを探し、おうちでは音に慣らす練習だけ続ける
よくある質問
犬がドライヤーをどうしても嫌がるときはどうすればいいですか?+
自然乾燥ではダメですか?+
顔まわりはどう乾かせばいいですか?+
ドライヤーの温度や距離はどのくらいが目安ですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
「わんスタ広場」は、飼い主さんが投稿したカットスタイルの実例とふだんの愛犬フォトが集まるコーナーです。トリミング記録をつけると、次回サロンで「この感じで」と見せられて、広場への掲載も申請できます(無料)。
この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
- 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
- 料金・営業時間などは2026年8月11日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
