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犬用の手作りスープの目的と、味付けなしで作る基本の手順を解説します。水分補給や食欲が落ちたとき、夏の脱水対策として、ふだんのフードにかけるだけでも取り入れやすい方法です。使ってよい野菜・肉と、ネギ類など加熱してもNGの食材、野菜スープと鶏だしスープの簡単レシピ、冷蔵・冷凍の保存の目安までまとめました。
この記事の要点
- 1手作りスープの目的は水分補給・食欲が落ちたときの食べやすさ・夏の脱水対策です。ふだんのフードにかけるだけでも取り入れやすい工夫です。
- 2基本は犬が食べられる野菜や肉をやわらかく煮て、味付けはしないこと。塩やだしの素などの調味料は加えず、人肌に冷ましてから与えます。
- 3ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニンニク・ニラ)は加熱しても毒性が消えないため与えられません。味付き人間用スープやぶどう・アボカドも与えません。
- 4手作りスープはあくまで補助で、主食の代わりにはしません。かけ過ぎるとカロリーオーバーになるため食事全体で量を調整します。
- 5持病(腎臓・心臓・肝臓・尿路結石・アレルギー等)がある子は食材や水分量を獣医師に相談を。食欲不振が続く・元気がないときは動物病院へ。
犬に手作りスープを与えるメリット
「あまり水を飲んでくれない」「夏になると食欲が落ちる」といったときに、犬用の手作りスープを取り入れる方法があります。難しく考える必要はなく、ふだんのフードにかけるだけでも十分です。まずは、手作りスープにどんなよさがあるのかを見ていきましょう。
一番のねらいは水分補給です。スープは水分そのものに加えて、野菜や肉の風味が溶け出すため、水だけでは飲みたがらない子でも自然に水分をとりやすくなることがあります。水をあまり飲まない子や、水分が不足しがちなシニアの工夫としても取り入れやすい方法です。
もう一つは食欲が落ちたときの食べやすさです。温かいスープは香りが立ちやすく、食が細くなった子でも口をつけやすくなることがあります。ドライフードにかけて軽くふやかせば、やわらかさも出て食べやすくなります。とくに夏は暑さで食欲や飲水量が落ちやすいので、脱水対策の一つとしても役立ちます。

基本の作り方(味付けなし)
手作りスープで一番大切なのは、味付けをしないことです。人間用のように塩やだしの素、コンソメなどを加えると塩分のとりすぎになってしまいます。犬が食べられる食材を水でやわらかく煮るだけ、と覚えておけば大丈夫です。基本の手順を見ていきましょう。
犬用スープの基本の作り方4ステップ
- 1
食材を小さく刻む
キャベツ・人参・大根・かぼちゃなど、犬が食べられる野菜や、鶏むね肉・ささみ・白身魚などを用意し、火が通りやすいように小さく刻みます。骨や皮は取り除き、初めての食材は少量から試しましょう。
- 2
水でやわらかく煮る
鍋に食材と水を入れ、やわらかくなるまでコトコト煮ます。調味料は一切加えません。煮ている間に出るアクは取り除くと口当たりがよくなります。煮汁(だし)ごと使うと水分と風味がしっかり出ます。
- 3
人肌に冷ます
火を止めたら、人肌程度になるまで冷ましてから与えます。熱いまま与えると口の中をやけどする危険があります。指で触れてほんのり温かい、と感じるくらいが目安です。
- 4
フードにかける・そのまま与える
ふだんのドライフードに煮汁ごとかけるか、単体で水分補給として与えます。かけ過ぎるとカロリーが増えるので、あくまで補助として少量からにしましょう。

おすすめ食材とNG食材
スープに使う食材は、犬が食べても大丈夫なものを選ぶことが何より大切です。基本の野菜や肉に加え、加熱しても与えてはいけない食材があるので、あらかじめ知っておきましょう。まずはおすすめ食材とNG食材を整理します。
手作りスープに使ってよい食材とNGの食材
| 分類 | 使ってよい食材の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 野菜 | キャベツ・人参・大根・かぼちゃ・ブロッコリー・白菜 | やわらかく煮て小さく刻む。少量で十分 |
| 肉・魚 | 鶏むね肉・ささみ・白身魚 | 骨と皮は取り除く。加熱してから使う |
| NG食材 | ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニンニク・ニラ)・ぶどう・アボカド | 加熱してもNG。味付き人間用スープも避ける |
ネギ類と味付けは避ける
玉ねぎ・長ネギ・ニンニク・ニラなどのネギ類は、加熱しても毒性が消えないため犬には与えられません。これらを煮た煮汁も与えてはいけません。また、人間用のスープやコンソメ・だしの素は塩分が多すぎるため使わないでください。ぶどう・アボカド、鶏の骨や皮の与えすぎも避けましょう。誤ってネギ類などを口にして元気がない・嘔吐するといった様子が見られたら、自己判断せずすぐに動物病院に相談してください。
使ってよい野菜も、あくまで少量で十分です。総合栄養食のフードには必要な栄養が配合されているので、スープはあくまで水分や食べやすさをプラスする補助と考えましょう。初めての食材はごく少量から試し、便や体調に変化がないかを見ながら進めると失敗しにくくなります。

簡単レシピと保存の仕方
ここまでの基本をふまえて、家庭で作りやすい簡単なレシピを2つ紹介します。どちらも味付けはせず、人肌に冷ましてから与えるのは共通です。
野菜スープと鶏だしスープ
野菜スープは、刻んだキャベツ・人参・大根・かぼちゃなどを水でコトコト煮るだけのシンプルなレシピです。煮汁ごとフードにかければ、水分と野菜の風味を一緒にとれます。鶏だしスープは、ささみや鶏むね肉を茹でて、その煮汁と刻んだ野菜を合わせたものです。肉の風味が出るので食いつきが落ちた子にも向いています。どちらも調味料は加えません。
保存は冷蔵2〜3日・小分け冷凍
作り置きする場合は、冷蔵で2〜3日を目安に使い切ります。それ以上保存したいときは、製氷皿などで小分けにして冷凍すると使う分だけ取り出せて便利です。作ったスープの常温での放置は雑菌が繁殖しやすいため避け、与える前に人肌に温め直してから使いましょう。
まとめ
手作りスープは、水分補給や食欲が落ちたとき、夏の脱水対策に役立つ手軽な工夫です。ポイントは、味付けをしないこと、ネギ類など危険な食材を避けること、あくまで補助として使うことです。今日からできることを整理します。
- 1犬が食べられる野菜や肉を味付けせずにやわらかく煮て、人肌に冷ましてから与える
- 2ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニンニク・ニラ)や味付き人間用スープは加熱してもNGにする
- 3手作りスープは主食の代わりにせず補助として少量に。持病がある子は事前に獣医師へ相談する
よくある質問
手作りスープは毎日あげてもいいですか?+
スープに味付けはしてはいけませんか?+
ネギを煮込んだ煮汁なら少しなら大丈夫ですか?+
作ったスープはどのくらい保存できますか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
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この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
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- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
