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犬のブラッシングのやり方を、毛質別(短毛・長毛・ダブルコート・カール毛)の当て方と力加減を中心に解説します。毛並みに沿って軽く当てる基本、皮膚を傷つけないコツ、頻度の目安、嫌がる子への進め方、毛玉ができたときの対処までを整理。ブラシ選びの詳細は別記事へ、抜け毛対策とあわせて確認できます。
この記事の要点
- 1ブラッシングの基本は、毛並みに沿って軽く当てることです。手首の力を抜き、皮膚に強く押し当てないようにすると、犬にとって心地よいケアになります。
- 2毛質でやり方と向く道具が変わります。短毛はラバーや獣毛、長毛はコームやピンで毛先から、ダブルコートやカール毛はスリッカーでこまめに、が一つの目安です。
- 3スリッカーの当てすぎには注意します。同じ場所を強くこすり続けると「ブラシ焼け」と呼ばれる皮膚の赤みの原因になることがあり、様子を見ながらやさしく動かします。
- 4頻度は毛質しだいです。長毛・ダブルコートはこまめに(毎日〜数日に1回)、短毛は週に数回が目安で、抜け毛が増える換毛期は回数を増やすと安心です。
- 5嫌がる子は短時間から。付ける前後におやつを組み合わせ、心地よい背中から少しずつ。ほどけない大きな毛玉は無理に引っぱらず、サロンに相談しましょう。
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犬のブラッシングは毛並みに沿って軽く当てるのが基本
ブラッシングをしてあげたいけれど、力加減が分からない、うちの子は嫌がる——そんな不安から、つい後回しになっていませんか。ブラッシングのやり方は、押さえるポイントさえ分かればむずかしくありません。基本は、毛並みに沿って軽く当てること、そして毛質に合わせてやり方を変えること、皮膚を傷つけないことの3つです。この記事では、毛質別の当て方と力加減を中心に、頻度の目安や嫌がる子への進め方までを整理します。なお、どのブラシを選べばよいかという道具選びは別の記事でくわしく紹介しているので、ここではやり方に絞って解説します。
ブラッシングの効果とメリット
ブラッシングは、見た目を整えるだけのケアではありません。まず、抜けた毛やもつれ、ほこりを取り除いて毛玉を防ぎ、被毛を清潔に保ちます。ブラシで被毛と皮膚をやさしく刺激することは、皮膚の血行や被毛の健康にも役立つといわれます。さらに、体をさわりながら行うことで、皮膚の赤み・しこり・寄生虫などの変化に早めに気づけるチェックの機会にもなります。毎日のスキンシップとして続けることで、愛犬との関係づくりにもつながります。

こまめにブラッシングをすると、家の床や衣類につく抜け毛を減らすことにもつながります。抜け毛そのものへの対策(掃除や洗濯まで)は、別の記事でくわしく紹介しています。
毛質別のブラッシングのやり方
ブラッシングは、毛質によって向くやり方や道具が変わります。まずは愛犬の毛質を確認して、当て方の方向とほぐし方をイメージしましょう。下の表は、代表的な4つの毛質ごとの傾向を整理したものです。
毛質別のブラッシングのやり方(一般的な傾向)
| 毛質(例) | 向きやすい道具 | 当て方のコツ |
|---|---|---|
| 短毛・スムース(フレンチブルドッグ・ミニチュアピンシャー等) | ラバーブラシ・獣毛ブラシ | 毛並みに沿ってやさしくなでるように。抜け毛を浮かせて取り、最後に獣毛でツヤを整える |
| 長毛(マルチーズ・シーズー等) | コーム・ピンブラシ | 毛先から少しずつほぐし、もつれが取れたら根元へ。いきなり根元から通さない |
| ダブルコート(コーギー・柴等) | スリッカー・アンダーコート用 | 浮いた下毛(アンダーコート)を少しずつすく。換毛期はこまめに、当てすぎに注意 |
| カール毛(プードル・ビション等) | スリッカー+コーム | もつれやすいので、スリッカーでほぐしてからコームで根元まで確認。こまめに続ける |

共通する進め方は、まずスリッカーやピンブラシで浮いた毛やもつれをほぐし、最後にコームを根元まで通してもつれの残りを確認するという流れです。どの毛質でも、当てる方向は毛並みに沿ってが基本。毛質や手の大きさによって使いやすい道具は変わるので、選び方は次の記事を参考にしてください。
これから道具をそろえる場合は、楽天市場でタイプごとに見比べて、愛犬の毛質と自分の手に合うものを探すのがおすすめです。
正しい当て方と力加減
毛質別のやり方が分かったら、次は皮膚を傷つけないための当て方と力加減です。ポイントは、手首の力を抜いて軽く、毛並みに沿って動かすこと。とくにスリッカーは細い針金状のピンが並んでいるため、力を入れて同じ場所をこすり続けると皮膚を痛めることがあります。次のチェックを意識してみてください。
① 毛並みに沿って動かす
基本は毛の流れに沿ってブラシを通します。逆毛で強くとかすと毛や皮膚に負担がかかりやすいため、様子を見ながらやさしく行います。
② 皮膚に強く押し当てない
ブラシを皮膚に押しつけず、被毛の表面をなでるように。手首の力を抜き、同じ場所を何度も往復させないようにします。
③ 顔まわり・脚・しっぽはとくにやさしく
皮膚が薄く敏感な部位や、犬が嫌がりやすい部位は、力を弱めて少しずつ。無理に押さえつけず、嫌がるときは休憩します。
④ 反対の手で皮膚を支える
もつれをほぐすときは、反対の手で根元(皮膚側)を軽く押さえ、地肌が引っぱられないようにします。痛がったら中止します。
皮膚の赤み・かゆみ・できものがある部位は避けて受診を
スリッカーなどを同じ場所に強く当てすぎると、「ブラシ焼け」と呼ばれる皮膚の赤みやすり傷の原因になることがあります。皮膚が赤い・かゆがる・できものがある部位は、その場所を避け、まずかかりつけの動物病院に相談してください。また、毛玉を無理に引っぱると皮膚を傷めるため、ほどけないときは引っぱらず、後述の方法でケアするかサロンに相談しましょう。

頻度の目安と、嫌がる子・毛玉への対処
ブラッシングの頻度は、毛質によって変わります。もつれやすい長毛・ダブルコートの子はこまめに(毎日〜数日に1回)、比較的もつれにくい短毛の子は週に数回が一つの目安です。抜け毛が増える換毛期は、回数を増やすと抜け毛や毛玉をため込みにくくなります。毎日でなくても、こまめに続けることが、もつれや大きな毛玉を防ぐことにつながります。
嫌がる子には短時間から・おやつと組み合わせて
ブラッシングを嫌がる子には、いきなり全身をとかそうとせず、短時間から少しずつ慣らしていきます。心地よいと感じやすい背中など、さわられて安心する場所から始め、付ける前後におやつを組み合わせて「ブラシ=いいことがある」と感じてもらうのがコツです。嫌がる顔まわりや脚は無理に押さえつけず、できた分をほめて切り上げましょう。嫌がる理由が痛みや不快感の場合もあるため、様子がおかしいときは無理をしないでください。
毛玉ができたら無理に引っぱらず、少しずつほぐす
小さな毛玉やもつれを見つけたら、根元を反対の手で押さえ、指やコームで毛先のほうから少しずつほぐします。一気に引っぱったり根元から取ろうとしたりすると、皮膚を傷めたり、犬がブラッシング嫌いになったりします。フェルトのように固くなった毛玉や広範囲の毛玉は、無理に取らずトリミングサロンに相談するのが安心です。
まとめ:毛並みに沿って軽く、毛質に合わせて
犬のブラッシングは、毛並みに沿って軽く当てるのが基本です。毛質に合わせてやり方と道具を変え、皮膚に強く押し当てないことを意識すれば、犬にとって心地よいケアになります。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。
- 愛犬の毛質(短毛・長毛・ダブルコート・カール毛)を確認し、向くやり方で毛並みに沿ってやさしくとかす
- スリッカーの当てすぎに注意し、皮膚が赤い・かゆがる・できものがある部位は避けて動物病院に相談する
- 嫌がる子は短時間とおやつで少しずつ慣らし、ほどけない毛玉は無理に引っぱらずサロンに相談する
よくある質問
犬のブラッシングは毎日した方がいいですか?+
ブラッシングを嫌がるときはどうすればいいですか?+
ブラッシングで毛玉ができていたらどうすればいいですか?+
ブラッシングのあとに皮膚が赤くなったときはどうすればいいですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
「わんスタ広場」は、飼い主さんが投稿したカットスタイルの実例とふだんの愛犬フォトが集まるコーナーです。トリミング記録をつけると、次回サロンで「この感じで」と見せられて、広場への掲載も申請できます(無料)。
この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
- 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
- 料金・営業時間などは2026年8月11日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
