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プードルやシュナウザーなど耳の中に毛が生える犬の、耳の毛のお手入れをまとめました。必ず抜くものではなく必要な子だけやさしく整えるという近年の考え方、抜く場合のやさしい方法、切る・短くする選択肢、受診の目安、サロンや動物病院に頼る選択肢まで紹介します。
この記事の要点
- 1必ず抜くものではありません。以前は抜くのが一般的でしたが、近年は必要な子だけ、または抜かずに短く整えるという考え方も広がっています。
- 2抜きすぎは刺激のもとになることも。無理な処理は耳への刺激や炎症につながることがあるため、やさしく・やりすぎないのが基本です。
- 3抜く場合は入り口の毛を少量ずつ。イヤーパウダーで滑りにくくし、見える範囲だけをやさしく。耳の奥は触らないようにします。
- 4切る・短くする選択肢もあります。抜くのが不安なら、バサバサする毛先を短く整える方法もあり、サロンで相談できます。
- 5赤み・痛がるときは動物病院へ。自信がない・嫌がる・炎症が心配なときは無理をせず、サロンや動物病院に頼りましょう。
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犬の耳の毛のお手入れが話題になる理由
プードルやトイプードル、ミニチュアシュナウザー、シーズー、マルチーズなどは、耳の中にも毛が生えることが知られています。「耳の毛は抜いたほうがいいの?」「どうやってお手入れすればいい?」と迷う飼い主さんは少なくありません。結論から言うと、耳の毛は必ず抜くものではなく、必要な子だけやさしく整えるという考え方が近年は広がっています。この記事では、抜く・切る・短くするというお手入れの選択肢と、無理をしないための目安を整理します。
赤み・腫れ・痛がるときはまず動物病院へ
耳の中に赤みや腫れがある、においが急に強くなった、しきりにかゆがる、頭をよく振る、触ると痛がるといった様子があるときは、外耳炎などのトラブルが隠れていることがあります。こうしたサインがあるときは、耳の毛のお手入れを自分で行う前に、まずかかりつけの動物病院に相談してください。また、無理に毛を抜きすぎると耳への刺激や炎症のもとになることがあるため、やさしく・やりすぎないことが大切です。
耳の毛のお手入れが話題になるのは、耳の通気と関係があるとされるためです。耳の中の毛が多いと通気が悪くなって蒸れやすく、湿気で汚れやにおいがこもりやすい面があるといわれます。とくに垂れ耳の犬種は耳がふさがれやすく、耳の中の状態が見えにくいこともあります。ただし、毛があること自体がすぐトラブルになるわけではなく、健康で問題がなければ神経質になりすぎる必要はありません。

耳のにおいそのものが気になる、黒っぽい耳垢が増えたというときは、耳の毛のお手入れの前ににおいの原因を確認しておくと安心です。においの原因の傾向と受診の目安は、別記事にくわしくまとめています。
必ず抜くべき?近年の考え方
以前は、耳の中の毛はすべて抜くのがよいとされることが一般的でした。しかし近年は、抜くこと自体が耳への刺激になり、かえって炎症を招くことがあるという指摘もあり、考え方が変わってきています。今は「耳の毛が多く、蒸れや汚れが気になる子だけ」「抜かずに短く整える」「獣医師やサロンと相談して判断する」といった、犬ごとに合わせた方法がすすめられることが増えています。

- 健康で耳の状態に問題がなければ、無理にすべてを抜く必要はないと考えられている
- 耳の毛が多く蒸れやすい・汚れがたまりやすい子は、お手入れを検討する価値がある
- 抜くか、短く整えるか迷うときは、かかりつけの獣医師やトリミングサロンに相談して決める
大切なのは「みんながやっているから抜く」ではなく、その子の耳の状態に合わせて判断することです。判断に迷うとき、これまで自己流でお手入れしてきて不安があるときは、専門家に一度みてもらうと方針を決めやすくなります。
抜く場合のやさしい方法
獣医師やサロンと相談したうえで、自宅で少しお手入れをする場合は、やさしく・少量ずつ・やりすぎないが基本です。次の点を意識すると、耳への負担を抑えられます。
イヤーパウダーで滑りにくくする
犬用のイヤーパウダーを少量つけると、毛が滑りにくくなって持ちやすくなります。指がすべって余計な力が入るのを防ぎやすくなります。
見える入り口付近の毛を少量ずつ
耳の入り口の、目に見える範囲の毛を少しだけつまみ、やさしく処理します。一度に大量に抜かず、様子を見ながら少量ずつにします。
耳の奥は触らない
奥の毛や見えない部分は自分で触らず、無理に処理しないようにします。奥のケアが必要そうなときは、サロンや動物病院に任せましょう。
嫌がったらすぐにやめる
痛がったり強く嫌がったりするときは中断します。無理に続けると、耳のお手入れ自体を嫌がるようになりやすいためです。
終わったら耳の状態をみる
お手入れのあとは、赤みやにおいが出ていないかを確認します。気になる変化があれば、次からは無理をせず相談するようにします。

切る・短くする選択肢とサロン・動物病院に頼る
抜くのが不安、うちの子が嫌がる、というときは無理に抜く必要はありません。バサバサする毛先を短く整える方法や、耳の状態に問題がなければお手入れを最小限にするという選択もあります。お手入れの選択肢を整理すると、次のようになります。
耳の毛のお手入れの選択肢と気をつけたいこと
| 選択肢 | 向いている場面 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 抜く | 耳の毛が多く蒸れ・汚れが気になる子 | 少量ずつやさしく。抜きすぎは刺激のもとになることも |
| 切る・短く整える | 抜くのが不安・嫌がる子 | サロンで相談すると安心。ハサミの扱いには注意する |
| 最小限にする(触りすぎない) | 健康で耳の状態に問題がない子 | 定期的に耳の状態はチェックしておく |
| プロに任せる | 自信がない・嫌がる・炎症が心配なとき | トラブルが疑われるときは動物病院が相談先 |
自信がない、嫌がってうまくできない、炎症の心配があるといったときは、無理をせずプロに頼るのも一つの方法です。トリミングサロンでは、耳の毛のお手入れや耳まわりのケアをお願いできることがあり、トリミングメニューに含まれる場合もあります。トリミングのタイミングで耳の状態をみてもらい、抜くか短く整えるか、頻度はどのくらいがよいかを相談すると、その子に合った方法を決めやすくなります。
ただし、赤みやにおい、かゆがるなどトラブルが疑われるサインがあるときは、まず動物病院が相談先です。サロンでのお手入れと動物病院での診察は役割が異なるため、様子に合わせて使い分けましょう。耳掃除の洗浄液を使ったケアの選び方ややり方は、別記事にまとめています。
まとめ:耳の毛は無理なくその子に合わせて
犬の耳の毛は、必ず抜くものではなく、その子の耳の状態に合わせて判断するのが近年の考え方です。抜く場合はやさしく少量ずつ、抜きすぎは避け、切って短く整える選択肢もあります。赤みや痛がるなどのサインがあるときは、まず動物病院に相談しましょう。最後に、今日からできるアクションを整理します。
- うちの子の耳の状態(赤み・におい・かゆがり)を確認し、トラブルのサインがないかチェックする
- サインがなければ、抜く・短く整える・最小限にするから、その子に合った方法を選ぶ(迷うときは相談する)
- 自信がない・嫌がる・炎症が心配なときは無理をせず、トリミングサロンや動物病院に頼る
よくある質問
犬の耳の毛は抜くべきですか?+
犬の耳の毛を抜くと痛いですか?+
耳の毛を抜かないと病気になりますか?+
自分で耳の毛のお手入れができないときはどうすればいいですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
「わんスタ広場」は、飼い主さんが投稿したカットスタイルの実例とふだんの愛犬フォトが集まるコーナーです。トリミング記録をつけると、次回サロンで「この感じで」と見せられて、広場への掲載も申請できます(無料)。
この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
- 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
- 料金・営業時間などは2026年8月11日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
