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犬用コーム(くし)のおすすめと選び方を用途別に解説。粗目・細目・両目タイプの使い分け、ステンレスなど素材の選び方、ブラッシングの仕上げや毛玉チェックへの使い方、目まわりをやさしくとかすコツまで、ブラシとの使い分けとあわせてまとめます。
この記事の要点
- 1犬用コームはブラッシングの「仕上げ」と「毛玉チェック」に便利な道具です。抜け毛を大きく取るのはブラシ、最後にとかし残しや毛玉を確認して整えるのがコームと役割が分かれます。
- 2コーム選びは目の粗さ(粗目・細目・両目タイプ)で決めるのが基本です。粗目はもつれをほぐす用、細目は顔まわりの仕上げやノミ取り用、片側ずつ使い分けられる両目タイプが扱いやすいです。
- 3素材はステンレス製が定番で、丈夫で静電気が起きにくく、洗って清潔に保ちやすいのが利点です。手や愛犬の大きさに合う持ちやすいサイズを選びます。
- 4使うときは毛並みに沿って、目や口まわりは細目でやさしくとかします。コームがスッと通れば毛玉なし、引っかかればもつれのサインとして毛玉チェックに使えます。
- 5毛玉は無理に引っ張らずにほぐし、皮膚に赤み・できもの・かゆみがある部分は避けて、かかりつけの動物病院に相談してください。
犬用コームの役割と、ブラシとの違い
「コーム(くし)って本当に必要?ブラシがあれば十分では?」と迷う飼い主さんは多いものです。結論からいうと、コームはブラシの代わりではなく、ブラッシングの仕上げと毛玉チェックに使う道具です。抜け毛やもつれを大きく取るのはスリッカーなどのブラシの役目で、コームは最後にとかし残しや毛玉の有無を確認し、細かい部分を整えるのが得意です。ブラシとコームは競合するのではなく、役割を分けて組み合わせると、お手入れがぐっとしやすくなります。

コームの主な役割は、大きく4つあります。1つ目はブラッシングの仕上げで、毛並みを整えてとかし残しをなくします。2つ目は毛玉やもつれのチェックで、コームがスッと通れば毛玉なし、引っかかればもつれのサインです。3つ目は目や口まわりなど細かい部分の手入れで、涙やけの気になる目頭まわりを細目でそっと整えられます。4つ目はノミ取りコームとして、細かい歯でノミやノミの糞がついていないかを確認する使い方です。
スリッカー・ピン・ラバーといったブラシそのものの選び方は、被毛タイプ別に別記事でくわしくまとめています。コームとブラシをそろえて使い分けたい方は、あわせてご覧ください。
犬用コームの選び方(目の粗さと素材)
コームを選ぶときにまず見たいのが、歯の間隔=目の粗さです。粗目・細目で得意な用途が変わり、片側が粗目・片側が細目の両目タイプなら1本で使い分けられます。まずは、用途と目の粗さの対応を一覧で見比べてみましょう。
用途×目の粗さで選ぶ犬用コームの早見表
| 目の粗さ | 得意な用途 | 向くシーン・被毛 |
|---|---|---|
| 粗目(歯の間隔が広い) | もつれをほぐす・毛量の多い部分をとかす | 長毛や換毛期のアンダーコートの取り残しチェック |
| 細目(歯の間隔がせまい) | 仕上げ・目や口まわりの手入れ・ノミ取り | 顔まわりや涙やけ付近の細かい部分の仕上げ |
| 両目タイプ(粗目+細目) | もつれほぐしから仕上げまで1本で使い分け | 最初の1本や、部分ごとにとかし分けたいとき |
| ノミ取りコーム(極細目) | ノミ・ノミの糞の有無をチェック | 外遊びのあとや、体をかゆがるときの確認用 |

素材はステンレス製が定番
素材はステンレス製が定番です。丈夫で歯が曲がりにくく、静電気が起きにくいため毛が広がりにくいのが利点です。汚れても水洗いして清潔に保ちやすく、長く使いやすい素材といえます。プラスチック製は軽くて持ち運びに向きますが、静電気が起きやすい傾向があります。
持ちやすさとサイズ
毎日のお手入れで使うものなので、手になじむ持ちやすさも大切です。柄のあるタイプは握りやすく、柄のないタイプはコンパクトで細かい作業に向きます。歯の長さは、愛犬の毛の長さに合わせて選ぶととかしやすくなります。長毛の子には歯の長いもの、顔まわり用には小ぶりで歯の短いものが扱いやすいでしょう。
コームの使い方(ブラッシングの仕上げに)
コームは、ブラシで抜け毛やもつれを取ったあとの仕上げに使うのが基本です。ブラッシングの流れの最後にコームを通すと、とかし残しや毛玉の有無を確認しながら、毛並みをきれいに整えられます。使い方のポイントを順に見ていきましょう。
毛並みに沿ってとかす
毛が生えている方向に沿って、根元から毛先へやさしく通します。逆立てるように強くとかすと肌の負担になりやすいので気をつけます。
コームの通り具合で毛玉をチェックする
スッと通れば毛玉なし、引っかかればもつれのサインです。引っかかった部分は無理に引かず、根元を押さえて少しずつほぐします。
目や口まわりは細目でやさしく
顔まわりや涙やけの気になる目頭付近は、細目の歯でそっと。皮膚のすぐそばなので、無理に引っぱらず力を抜いて動かします。
換毛期は取り残しの確認に使う
ダブルコートの子は、スリッカーでアンダーコートを取ったあとにコームを通すと、抜け毛の取り残しを確認しやすくなります。
目のまわり・皮膚のそばはやさしく、毛玉は引っ張らない
目や口のまわりは皮膚がデリケートで、コームの歯が肌に近づきやすい部分です。細目でそっととかし、無理に引っぱらないようにしましょう。毛玉も一気に引くと痛がってお手入れ嫌いにつながるため、少しずつほぐします。皮膚に赤み・できもの・かゆみがある部分は避け、気になる症状が続くときはかかりつけの動物病院に相談してください。

ブラッシング全体の手順や、毛の流れに沿ったとかし方のコツは、別記事でくわしく紹介しています。コームを使う前のブラシの当て方とあわせて確認したい方は、こちらもご覧ください。
まとめ:用途と目の粗さで愛犬に合うコームを選ぶ
犬用コームは、ブラッシングの仕上げと毛玉チェックに便利な道具です。用途と目の粗さで選び、ブラシと役割を分けて組み合わせれば、細かい部分まで無理なく整えられます。目や口まわりはやさしく扱い、皮膚に気になる症状があるときは動物病院を頼りましょう。最後に、今日から取り組めるアクションを整理します。
- 愛犬の毛の長さと使いたい場面(もつれほぐし・顔まわりの仕上げ・毛玉チェック)を書き出し、必要な目の粗さを絞る
- 最初の1本は使い分けやすい両目タイプ、または丈夫で静電気の起きにくいステンレス製を目安に選ぶ
- ブラッシングの仕上げに毛並みに沿ってコームを通し、目まわりは細目でやさしく、毛玉は引っ張らずにほぐす
よくある質問
犬にコームは必要ですか?ブラシだけではだめですか?+
粗目と細目のコームはどちらを選べばいいですか?+
コームはステンレス製がいいのですか?+
コームで毛玉が引っかかるときはどうすればいいですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
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この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
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- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
