飼いやすい中型犬を探している方へ。飼いやすさは飼い主の生活環境・経験・個体差で変わる前提のうえで、しつけや運動量など5つの判断軸と、飼いやすいと言われる中型犬の例を、手のかかる面もあわせて誠実に整理しました。
この記事の要点
- 1飼いやすさに絶対の正解はありません。飼い主の生活環境・経験・個体差によって変わるため、犬種の順位づけではなく「自分の暮らしとの相性」で考えるのがおすすめです。
- 2判断軸は主に5つ。しつけの入りやすさ・運動量・お手入れの頻度・鳴き声の傾向・体力面を、自分が無理なく続けられるかで見ていきます。
- 3飼いやすいと言われる中型犬にも手のかかる面があります。柴犬やコーギーは抜け毛が多め、ビーグルは運動量が多めなど、良い面と注意点は必ずセットで確認しましょう。
- 4中型犬は小型犬より運動量や力が強めの傾向。毎日の散歩やしつけの時間、フード量や費用を確保できるかが迎える前の分かれ目になります。
- 5犬種の特徴はあくまで傾向で個体差が大きいので、その子自身に合わせて向き合う姿勢が、結果的に「飼いやすい」につながります。
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「飼いやすい中型犬」を考える前に
「飼いやすい中型犬はどれ?」という疑問はとても多いですが、飼いやすさに絶対の正解はありません。同じ犬種でも、飼い主の生活リズムや住まい、これまでの飼育経験、そして犬自身の個体差によって「飼いやすい」と感じるかどうかは大きく変わります。ランキングの順位をそのまま鵜呑みにするより、「自分の暮らしと相性が良いか」という視点で見ていくのが失敗の少ない選び方といわれています。
また、飼いやすいと紹介される犬種にも、必ず手のかかる面があります。抜け毛が多い、運動量が多い、被毛のケアが欠かせない――こうした注意点を知らずに迎えると「思っていたのと違う」となりがちです。この記事では、飼いやすさを判断する軸と、飼いやすいと言われる中型犬の例を、良い面と注意点の両方をあわせて整理していきます。
中型犬のサイズ感もあわせて確認
中型犬に明確な公式定義はなく、一般には成犬体重おおよそ10〜25kg前後を指すことが多いとされます。まず「どんな中型犬がいるのか」を知りたい方は、犬種の一覧記事もあわせて読むと選びやすくなります。
中型犬の「飼いやすさ」を決める5つのポイント
飼いやすさは感覚的な言葉ですが、分解するといくつかの判断軸に整理できます。次の5つを「自分が無理なく続けられそうか」という目線でチェックしてみると、自分にとって飼いやすい中型犬が見えてきます。
しつけの入りやすさ・人への協調性
人と一緒に作業してきた犬種は、しつけが入りやすい傾向があるといわれます。ただし賢い犬種ほど退屈すると問題行動につながることもあり、向き合う時間は必要です。
運動量
運動量が多い犬種は毎日の散歩や遊びの時間が欠かせません。運動が足りないとストレスにつながりやすいため、忙しい人には負担に感じられる場合があります。
お手入れの頻度
ダブルコートは抜け毛が多め、長毛種はトリミングが必要など、被毛によってお手入れの手間が変わります。ブラッシングやトリミングを続けられるかが目安になります。
鳴き声の傾向
警戒心が強い犬種やよく吠える傾向のある犬種は、集合住宅では気になることがあります。住環境と鳴き声の相性も確認しておきたいポイントです。
体力・体格と扱いやすさ
中型犬は小型犬より力が強めの傾向です。散歩中の引っ張りや、体を支えるお世話の場面もあるため、自分が無理なく扱える体格かを考えておきましょう。

大切なのは、すべてを満点で満たす犬種を探すことではないという点です。たとえば「運動量が多くても散歩が趣味なら苦にならない」「抜け毛が多くてもこまめな掃除は苦手ではない」というように、自分が許容できる項目と、どうしても避けたい項目を整理すると、相性の良い中型犬が絞り込みやすくなります。
飼いやすいと言われる中型犬の例(良い面と注意点)
ここでは、飼いやすいと言われることが多い中型犬を例に挙げます。いずれも良い面と手のかかる面の両方があり、どの犬種が飼いやすいかは暮らしとの相性しだいです。性格や被毛の傾向は一般的に語られるもので、個体差が大きいことを前提にご覧ください。
柴犬
忠実で清潔好きとされ、しつけが入れば手がかかりにくいと言われることが多い日本犬です。一方で独立心が強くマイペースな一面があり、ダブルコートで抜け毛が多め。換毛期のブラッシングを続けられるかがポイントになります。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
明るく賢く人懐っこいとされ、家庭犬として親しまれています。ただし牧畜犬ルーツで運動量は多めとされ、抜け毛も多い傾向です。胴長短足の体型のため、腰への負担に配慮した暮らしも意識したい犬種です。
ビーグル
陽気で人懐っこく友好的とされ、短毛でお手入れは比較的シンプルといわれます。一方で嗅覚ハウンドらしく運動量が多めで、食欲旺盛な子が多いとされるため、散歩と食事管理をしっかり行える人に向いています。
コッカースパニエル
穏やかで人懐っこいとされ、家庭になじみやすいと言われます。ただし毛が伸びるタイプで定期的な被毛ケアやトリミングが必要とされ、垂れ耳の通気にも気を配りたい犬種です。お手入れを楽しめる人と相性が良いでしょう。
ミックス犬(雑種)
丈夫で気質が穏やかな子も多いと言われますが、これはあくまで傾向で、両親の犬種や育つ環境によって性格・体格・被毛は大きく異なります。個体差が特に大きいため、迎える際は成犬時の大きさやお手入れの傾向を保護団体などに確認しておくと安心です。
飼いやすいと言われる中型犬の例(傾向には個体差があります)
| 犬種 | 飼いやすいと言われる面 | 手のかかる面・注意点 |
|---|---|---|
| 柴犬 | しつけが入れば手がかかりにくい・清潔好き | 独立心が強め・ダブルコートで抜け毛が多め |
| コーギー | 明るく賢く人懐っこい・家庭になじみやすい | 運動量が多め・抜け毛が多め・腰への配慮が必要 |
| ビーグル | 陽気で友好的・短毛でお手入れがシンプル | 運動量が多め・食欲旺盛で体重管理が必要 |
| コッカースパニエル | 穏やかで人懐っこい | 被毛ケア・トリミングが必要・垂れ耳のケア |
| ミックス犬 | 丈夫で穏やかな子も多いとされる | 性格や体格・被毛の個体差が特に大きい |

初心者が中型犬を迎える前に準備したいこと
中型犬は小型犬に比べて運動量や力が強めの傾向があります。飼いやすさを高めるうえで大切なのは、犬種選びだけでなく、迎える側の準備です。次の3つを無理なく用意できるかを、迎える前に正直に考えておきましょう。
- 散歩としつけの時間:運動量が多めの犬種が多いため、毎日の散歩と、社会化・基本のしつけに向き合う時間を確保できるかを考えます。
- 体格に合ったフードと費用:中型犬は必要なエネルギー量が小型犬と異なります。体格やライフステージに合ったフード選びと、月々の食費・医療費の見通しも大切です。
- お手入れ・トリミングの習慣:ダブルコートや長毛の犬種は、ブラッシングや定期的なトリミングが欠かせません。自宅ケアとサロン利用を無理なく続けられるかを見ておきましょう。
フード選びは体格と運動量に合わせて
中型犬向けのフードは、粒の大きさや栄養バランスがその体格に合わせて設計されているものもあります。運動量やライフステージに合った選び方は下の記事で詳しくまとめています。迷ったときは、かかりつけの動物病院に相談するのも安心です。

まとめ:飼いやすさは「相性」で考える
飼いやすい中型犬に絶対の正解はなく、飼いやすさは飼い主の生活環境・経験・個体差で変わるというのが出発点です。飼いやすいと言われる犬種にも手のかかる面は必ずあります。犬種の傾向はあくまで参考にしつつ、最後は自分の暮らしとの相性で選び、その子自身に合わせて向き合っていきましょう。迎える前に意識したい行動を、3つに整理します。
- ランキングを鵜呑みにせず、しつけ・運動量・お手入れ・鳴き声・体力の5つを自分の暮らしと照らして考える
- 飼いやすいと言われる犬種でも、抜け毛や運動量などの注意点をセットで確認し、続けられるお世話かを見極める
- 散歩・フード・お手入れの準備を整え、気になる変化があれば動物病院やトリミングサロンに相談する
よくある質問
一番飼いやすい中型犬はどの犬種ですか?+
一人暮らしや忙しい人でも中型犬を飼えますか?+
中型犬は初心者には難しいですか?+
飼いやすい中型犬でも抜け毛は多いですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
「わんスタ広場」は、飼い主さんが投稿したカットスタイルの実例とふだんの愛犬フォトが集まるコーナーです。トリミング記録をつけると、次回サロンで「この感じで」と見せられて、広場への掲載も申請できます(無料)。
この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
- 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
- 料金・営業時間などは2026年7月23日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
