中型犬の代表的な種類と特徴を一覧でわかりやすく紹介します。中型犬に明確な公式定義はなく、体重はあくまで目安ですが、柴犬・ビーグル・ボーダーコリー・コーギーなど人気犬種の性格や被毛、運動量の傾向を比較表で整理。迎える前のお手入れやフード選びのヒントもまとめました。
この記事の要点
- 1中型犬に明確な公式定義はありません。一般に成犬体重おおよそ10〜25kg前後を中型犬と呼ぶことが多く、分類は団体やサイズ表記で異なる目安です。
- 2種類はとても多彩で、日本犬の柴犬から作業犬のボーダーコリー、牧畜犬のコーギーまで、性格や被毛、運動量の傾向はさまざまです。
- 3運動量が多めの犬種が多いとされ、毎日の散歩や遊び、しつけの時間を無理なく確保できるかが迎える前のポイントになります。
- 4ダブルコートの犬種は抜け毛が多めとされるため、定期的なブラッシングやトリミングでのお手入れが向いています。
- 5犬種の特徴はあくまで傾向で個体差が大きいので、その子自身に合わせて向き合うことが大切です。
目次開く
中型犬とは?サイズの目安
「中型犬」という言葉はよく使われますが、実は明確な公式定義はありません。犬種を管理する団体やペット用品のサイズ表記によって基準が異なり、同じ犬種でも「小型〜中型」「中型〜大型」とまたがって扱われることもあります。
一般的には、成犬体重がおおよそ10〜25kg前後の犬を中型犬と呼ぶことが多いとされます。ただしこれはあくまで目安で、体高(背の高さ)を基準にする考え方もあります。柴犬のように10kg前後でも「中型犬」として親しまれる犬種もあれば、フレンチブルドッグやジャック・ラッセル・テリアのように小型犬との境目にあたる犬種もいます。

サイズ表記は「目安」として見る
フードや服、ケージなどのサイズ表記も、中型犬の体重目安を前提に作られていることが多いです。ただし体格には個体差があるため、実際の体重や体型に合わせて選ぶのが安心です。適正体重が気になるときは、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。
代表的な中型犬の種類と特徴
ここでは、日本の家庭でよく親しまれている代表的な中型犬を紹介します。性格や被毛、運動量は一般的に語られる傾向で、体重はあくまで目安です。個体差や育つ環境の影響が大きいことを前提にご覧ください。
柴犬(日本犬)
体重は約9〜11kgが目安の日本犬です。忠実で独立心が強いとされ、飼い主に一途な一方、マイペースな一面も語られます。ダブルコートで抜け毛が多めとされ、換毛期のブラッシングが大切です。
ビーグル(嗅覚ハウンド)
体重は約9〜11kgが目安の嗅覚ハウンドです。陽気で好奇心旺盛な子が多いとされ、においを追う本能が強い傾向があります。運動量が多めとされ、毎日の散歩や遊びの時間を確保したい犬種です。
ボーダーコリー(作業犬)
体重は約14〜20kgが目安の作業犬です。とても賢く運動能力が高いとされ、牧羊犬として活躍してきた歴史があります。運動量が非常に多めとされ、体だけでなく頭を使う遊びやしつけの時間も大切といわれます。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(牧畜犬)
体重は約10〜12kgが目安の牧畜犬です。明るく活発で賢いとされ、胴長短足の体型が特徴です。ダブルコートで抜け毛が多めとされ、腰への負担に配慮した暮らしとブラッシング習慣が向いています。
コッカースパニエル(イングリッシュ/アメリカン)
体重は約11〜14kgが目安の垂れ耳の犬種です。穏やかで人懐っこいとされ、豊かな被毛が魅力です。毛が伸びるタイプで定期的な被毛ケアが必要とされ、垂れ耳の通気にも気を配りたい犬種です。
シェットランド・シープドッグ(シェルティ)
体重は約6〜12kgが目安の牧羊犬です。賢く飼い主に従順とされ、豊かなダブルコートの被毛が特徴です。抜け毛が多めとされ、こまめなブラッシングで毛玉や飾り毛のケアをしたい犬種です。
フレンチブルドッグ(短頭種・小〜中型の境目)
体重は約8〜13kgが目安で、小型犬〜中型犬の境目にあたる短頭種です。愛嬌があり穏やかとされる一方、鼻が短い体のつくりから暑さに弱い傾向が語られます。夏場の散歩の時間帯や室温の管理に配慮したい犬種です。
ジャック・ラッセル・テリア(小〜中型寄り)
体重は約5〜6kgが目安で、小型犬〜中型犬寄りの活発なテリアです。エネルギッシュで運動量が多めとされ、遊びやしつけに根気よく向き合いたい犬種です。
代表的な中型犬の特徴一覧(体重は目安・傾向には個体差があります)
| 犬種 | 体重の目安 | 被毛の傾向 | 運動量の傾向 |
|---|---|---|---|
| 柴犬 | 約9〜11kg | ダブルコート(抜け毛多め) | 多め |
| ビーグル | 約9〜11kg | 短毛 | 多め |
| ボーダーコリー | 約14〜20kg | ダブルコート | 非常に多め |
| コーギー(ペンブローク) | 約10〜12kg | ダブルコート(抜け毛多め) | 多め |
| コッカースパニエル | 約11〜14kg | 長めの被毛(ケア必要) | やや多め |
| シェルティ | 約6〜12kg | ダブルコート(豊か) | やや多め |
| フレンチブルドッグ | 約8〜13kg | 短毛 | 控えめ〜普通 |
| ジャック・ラッセル・テリア | 約5〜6kg | 短毛〜剛毛 | 多め |

珍しい中型犬・個性派の犬種
定番の中型犬のほかにも、日本ではまだ数が少なめの個性的な中型犬がいます。それぞれ体格や被毛、運動量の傾向が異なるため、迎える前にその犬種らしさを知っておくと安心です。
- バセットハウンド:胴長で耳が長い嗅覚ハウンド。落ち着いた雰囲気で知られる一方、体重管理や垂れ耳のケアに配慮したいとされます。
- ブリタニー:鳥猟犬ルーツで、活発で運動好きとされる犬種です。
- ウィペット:ほっそりした体型で走るのが得意とされ、短毛でお手入れは比較的シンプルといわれます。
- 日本スピッツ:体重約6〜10kgが目安の真っ白な被毛が特徴。明るく人懐っこいとされ、被毛のブラッシングを習慣にしたい犬種です。

中型犬を迎える前に知っておきたいこと
中型犬は種類が多く、性格や被毛、運動量の傾向もさまざまです。迎える前には、その犬種らしさと自分の暮らしが無理なく合うかを正直に考えておくことが大切です。
運動としつけの時間を確保できるか
運動量が多めの犬種が多いため、毎日の散歩や遊び、しつけの時間を無理なく取れるかを考えましょう。
被毛のお手入れができるか
ダブルコートや長めの被毛の犬種は抜け毛や毛玉のケアが必要です。ブラッシングやトリミングの習慣を続けられるかが目安になります。
体格に合ったフードを選べるか
中型犬は必要なエネルギー量が小型犬と異なります。体格やライフステージに合ったフード選びが健康管理の土台になります。
体型や体重を管理できるか
肥満は関節などへの負担につながりやすいとされます。適正体重を意識し、おやつの量にも気を配りましょう。
フード選びはサイズや運動量に合わせて
中型犬向けのフードは、粒の大きさや栄養バランスがその体格に合わせて設計されているものもあります。運動量やライフステージに合わせた選び方は、下の記事で詳しくまとめています。迷ったときは、かかりつけの動物病院に相談するのも安心です。
まとめ:傾向を知って、その子に合わせて向き合う
中型犬に明確な公式定義はなく、体重はおおよそ10〜25kg前後という目安で語られることが多い、種類の多彩なグループです。運動量が多めの犬種が多く、ダブルコートの犬種は抜け毛のケアが向いています。犬種の特徴はあくまで傾向で、個体差が大きいことを前提に、その子自身に合わせて向き合いましょう。最後に、迎える前や暮らしのなかで意識したい行動を整理します。
- 体重は目安と割り切り、運動量・被毛・性格の傾向からその子らしさを理解する
- 毎日の散歩やしつけ、ブラッシングなど続けられるお手入れの時間を確保する
- 体格に合ったフードと適正体重を意識し、気になる変化があれば動物病院に相談する
よくある質問
中型犬にはどんな種類がいますか?+
中型犬の体重はどれくらいですか?+
中型犬で飼いやすいのはどの犬種ですか?+
中型犬は抜け毛が多いですか?+
うちの子の写真、載せてみませんか?
「わんスタ広場」は、飼い主さんが投稿したカットスタイルの実例とふだんの愛犬フォトが集まるコーナーです。トリミング記録をつけると、次回サロンで「この感じで」と見せられて、広場への掲載も申請できます(無料)。
この記事について
- 執筆・編集: うちの犬スタイル編集部(犬のトリミングサロン検索サイトの運営チーム)
- 掲載サロンの表示基準: 当サイトの掲載データベースをもとに、Google口コミ評価などの公開情報を参考に機械的に表示しています(広告掲載順ではありません)。
- 料金・営業時間などは2026年7月22日時点の情報です。実際の内容は各サロンの公式情報をご確認ください。
- 愛犬の体調や皮膚の状態に不安がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
